さて、じゃあ早速復旧作業をしようか。
と、思いましたが。
復旧するにも復旧する前のバックアップはどうしたのか?
そんなものはない。というのであればほぼあきらめて頂きたい。
(今回の状態なら、バックアップがなくても復旧できたかも)
復旧させるためには何が必要かを、ここで整理しよう。
※プラグインの説明ですが、両方とも昨日紹介したCyberduckとCotEditerを使いますのでご注意を。
用意すべきプラグインは
このふたつ。
他にも色々あるけど、ググるとこの2つが出てくるのでおすすめ。日本語化も出来ますし。
ただし、プラグインを有効にするだけではなく手を加えるところがあります。
【WB-DBManager】
プラグイン設定はさほど難しくないので割愛。
せっかくのバックアップもどのタイミングで取るかが重要かと。
僕の設定は、毎日と自分へのメール送信としてます。
こちらはあくまでDB(データベース)のみのバックアップとなります。
WordPressのコントロールからエクスポート、インポート(リストア)が行えます。
ただ、
wordpress Backup (by BTE)でも同じような設定をします(後述)
設定そのものは難しくないのです。
ただ、ある一点の設定をしないと芳しくないことがあります。
.htaccess
これ。Macでは扱えないファイル形式…
ただ重要。これがないとフォルダに簡単にアクセス出来てしまう。
Mac上では扱えませんが、サーバー上に上げておき、さらにエディターでも扱えるオプションを指定することで触れるようになります。
また、WB-DBManagerのプラグイン内には
wp-content/plugins/wp-dbmanager
htaccess.txt
という、テキストファイルがいます。
これを使ってバックアップファイルフォルダを規制します。
赤ラインの.htaccessがこのプラグインで使うもの。
先ほどの.txtファイルを
wp-content//backup-db
内へ移動して、ファイル名をリネーム。
htaccess.txt
↓
.htaccess
ファイルの中は最初に設定してあるのでそのままでヨシ。
これで外からは覗けないように。
WB-DBManagerの設定はここで終了。
あくまでサーバー上でリネームして下さい。
マック上でリネームするとファイル見えなくなります。
続けて
【Wordpress Backup (by BTE)】
WordPressで重要になるフォルダ関係
・themes
・plugins
・uploads
これらをとりあえずバックアップしておけばなんとか復旧出来るかなと。
この3つのフォルダを定期的にバックすることが出来るプラグインとなります。
・themes
・plugins
この2点はバックアップ後メールを送るように設定していますが、日々のブログポストuploadsはメールで送られません。
理由は、単純に容量が大きくなりすぎているので…
wp-content/ bte-wb
こちらがバックアップ先となります。
FTPアプリで直接ダウンロードしたりすれば良いかなと。
※バックアップからの復旧は、もう少し先で説明します。
ただ、注意点として先の.htaccessの問題が残ります。
今度は.txtファイルがありませんので、ちょっとめんどい。
ですが、WB-DBManagerで使用した.htaccessを使ってみましょう。
.htaccessの設定は
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_URI} .*bte-wb/.*
RewriteCond %{HTTP_COOKIE} !^.*wordpress_logged_in.*$ [NC]
RewriteRule . – [R=403,L]Options All -Indexes
※コピペはうまくいかないかもしれません。
WordPress Backup (by BTE)
↑こちらに同内容が記されているので、そちらからコピペを。
で、今度はこちらに.htaccessを入れるようにしましょう。
これで両プラグインの準備は整いました。
ここまできてまだ準備とか…
次回から復旧へ向けてのお話になる予定ですが、普段この準備をしておくことが一番重要。
実際、プラグインを使わないでバックアップを取ることができますが、自動ではやってくれませんしめんどい。
ただ、めんどいですが復旧にも関わることなので、一度説明を入れないと進めないとか今頃思ったので次回も復旧への話しにはなりませんw
終わりが見えないシリーズに突入してしまった(・´з`・)