そういえば PlayStation®5にM.2 SSDを取り付ける方法で取りつけてみた CFD CSSD-M2M2TPG4VNZ

そういえば PlayStation®5にM.2 SSDを取り付ける方法で取りつけてみた CFD CSSD-M2M2TPG4VNZ

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★現在、PS5から認識しなくなりました…

 

PS5てまだまともなローンチタイトルはまだ出てないと思うのですよ。

 

 

 

 

注意)この記事がなんのことやらわからないひとは素直に「PS5動作」という商品がこれから色々と出てくるので素直に待つのが正解です。ほんとに。

 

 

とはいえ、やっと年明けから待っていたタイトルがチラホラ出てくるようなので楽しみに待ちたいと思うのです。

購入して一年待つことになるけど。

さて、そんないまだに簡単には購入できないPS5ですが先日大型と呼べるアップデートが開始されました。

PS5™システムソフトウェアアップデートを明日9月15日配信!

8月にはβでテストされてたようですでに話題になってたようですが、知りませんでしたまったく。

M.2 SSDによるストレージの拡張

明日9月15日(水)以降、世界中のPS5ユーザーの皆さんはM.2 SSDを利用して、PS5のストレージ容量を拡張することが可能です。M.2 SSDは高速なソリッド・ステート・ドライブの一種で、PS5およびPS5 デジタル・エディションの両モデルの拡張スロットに装着することでご利用いただけます。

M.2 SSDストレージは、PS5またはPS5 デジタル・エディションに装着することで、PS5/PS4のゲームやメディアアプリのダウンロードおよびコピーに利用できます。PS5/PS4のゲームをM.2 SSDストレージから直接プレイしたり、ストレージ間でゲームを自由に移動したりすることが可能です。

 

USB接続による外付けHDDなどを利用した容量拡張はありましたが、内蔵SSDと同様に”M.2 SSDストレージから直接プレイしたり”することが可能になります。

USB-HDDからのゲーム起動てできなかったのですね…知りませんでした。

 

 

 

 

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つい先日、まさにこのアップデート開始したタイミングかと思いますが、所有PS5のインストールしてあるゲームのアップデートが

”容量不足によりアップデート不可”

みたいなエラーが出てました。
「は?」と、なりましたが最近ちょこちょことゲームを落としたりしてたなと掃除してみたのが上の画像。

…お掃除しても104GBほどしか空かない。
特に容量食うのがシム系ゲーム(GTとF1)が幅を利かせてしまい焼け石に水。

わかったよ。SSD買ってくればいいんだろ。と、なったのがこの記事の始まり。

 

 

 

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注意)作業をはじめるときに、PS5をレストモードではなく「PS5の電源を切る」で電源を落としてから各ケーブルを抜去してください。

 

PC自作の世界から離れて軽く20年近く経っているのでSSDの規格とかわからんよ…

PlayStation®5にM.2 SSDを取り付ける方法

公式のこちらで調べることに。

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※公式サイトから抜粋

わからない。わからないよ。どれを買えばいいの。
ざっと理解したいところですが、
・PCI-Express Gen4x4対応M.2 NVMe SSD (Key M)
・5,500MB/秒以上を推奨
この2つが重要なのかと。

色々調べていくと、
・PCI-Express Gen4x4対応M.2
・NVMe
はまだ比較的新しく、5,500MB/秒を超える対応SSDは2020年終わりに出始めたもの。
現在も流通しているものの中には推奨値以下の3,600MB/sのものも多いようなので注意

よーしわかった。
ということで買おうとネットの海へ。

…8月にはこのアップデートのβテストもあり、みなさんSSDを買いあさっていることが判明。
ということで、ヒートシンク付きの対象SSDが軒並み在庫切れ。
さらにヒートシンクなしであるものもどんどん在庫がなくなっていく。

値段差はないどころか密林よりも某家電量販店の方がポイント分含めて安かったりするのでそちらでもと思ったところでヒートシンクつきは壊滅。

 

 

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ヒートシンクなしでも在庫があったのは2種?だったかな(2021年9月19日時)

読み込み速度が少し遅い6,600MB/sと、7,000MB/sなのに先のSSDより少し安いものがあり。

なんか動かなかったら補填してくれるという希有なひとがいたので、
CFD PG4VNZ シリーズ M.2接続 SSD (2TB、1TB、500GB)
CSSD-M2M1TPG4VNZ

を購入。最後の一個でした。ヨ○バシ梅田さんで。

 

 

 

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SSDが売り切れ。というのもですが、実はヒートシンクも売り切れが多くしばらく組み込めないかなと思った在庫なしバックオーダでポチったところ普通に発送されてきました。

しかしこのヒートシンクがおすすめかというと微妙です。
ヒートシンクつきのSSDを購入すべきです。

 

 

 

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さあ、でわ早速作業を。

の、前に季節柄そうでもないですが静電気は御法度なので、黙ってシンクの蛇口に触れてから作業をはじめてください。

PS5の本体カバーを外せばSSD増設場所へのエントリーは簡単なんですが、カバーの外し方が微妙にわかりにくい説明だったな…

このタイプの外し方はカバーを割るひとが何人かはいる気がします。

 

 

 

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拡張スロットカバーを外す。

使用するドライバーはNo.1です。
精密ドライバで一番大きく、通常のドライバで一番小さいのではないでしょうか。
精密ドライバはあくまで精密作業に使用するものなのでトルクも掛け難いので通常サイズのドライバの方がおすすめです。

 

 

 

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ネジとスペーサーが「110」とプリントされているところにありますので外します。

SSDのサイズ規格でM.2の幅22㎜の長編方向で30/42/60/80/110㎜と鳴っています。今回使用するSSDのCSSD-M2M1TPG4VNZは、22㎜x80㎜となっているので後で80㎜の位置に固定します。

 

 

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小さい部品なので、トレーとか使いましょう。
どこかに吹っ飛ばしたら二度と見つからない気がします。

 

 

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こちらも同様にひとが座る場所とかに無造作に置くのは避けましょう(自分へ
ちなみにこちらが裏面です。

 

 

 

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接続方向はこちらです。

 

 

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ヒートシンク載せました。
こちらのヒートシンクは熱伝導シートを貼り付けるだけ。というのが基本ではすが、それではしっかり貼れませんでした。

SSDのチップからヒートシンクが浮いてしまっています…

付属している耐熱絶縁ポリイミドテープ(オレンジぽい)で固定しています。
ヒートシンクが歪んでいるとかでなく、各チップの高さ異なるからでは…

キャッシュであるNVMeチップ側が浮いてしまってます(PCIe側)

仕様上かなり発熱しますし、かなりエアフローが悪い場所へ搭載することもあり負荷は掛かってしまうと想像できます。
ゲームで使用すればより発熱するのは目に見えますし不安定になるのではないかと心配になります。

なので、ヒートシンク付きを待つのは正解かと。

そして固定しようとしてヒートシンクがずれて固定されてしまいそこも凹む。
ほんと不器用になった…

 

 

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本体へ固定しました。
拡張スロットカバーを元に戻し、本体カバーも戻して作業は完了です。

 

 

 

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電源再投入で、一番はじめに出る画面になります。
M.2SSDを正常に搭載できていればこの画面になります。
また、対応していないSSDであった場合も使用できない内容の表示が出ます

「M.2 SSDをフォーマット」を選択し進めます。

 

 

 

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フォーマット開始すると、読み込み速度測定してくれます。
CSSD-M2M1TPG4VNZは仕様上Sequential Read (Max)は7,000MB/sです。実測でこのくらいの値になると目安になります。

 

 

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その後、フォーマット完了の表示が出てこれで終了です。

 

 

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PS5は通常通り起動してくるので、設定画面のストレージを見ると「M.2 SSDストレージ」が追加されます。

1TB追加されました。これでしばらく容量不足に悩むことはない。と思いたい。

 

 

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13:45まで本体ストレージに保存されていたゲーム本体データをM.2 SSDストレージへ移動してみます。

フリープレイだったHITMAN2を移動してみます。

 

 

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選択して。

 

 

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移動完了するとこんな感じに。

あらためてM.2 SSDストレージの表示を記録をするのを忘れましたがM.2 SSDストレージに保存されているゲームデータから起動して遊べました。

本体SSDとの比較は…
さっぱりわかりません。速度的な差がどのくらい出ているのかは体感ではまったくわかりません。

一番の心配は高負荷状態での発熱により影響でしょうか。
困ったことにいまだに長時間PS5で遊ぶことが少なく、負荷が掛かりやすいドライビングシム系で負荷試験などをしてみてもよいかもしれません。

最後に…
少なからず知識が必要な面もありどのたにもおすすめできるものではありませんが、現在のPS5に限らずゲーム環境には容量問題はついて回ります。

PS5の内蔵SSDて1TBだと思い込んでいましけど825GBです。
実際の実容量としてシステム使用分を除いて670GBくらいしかない。

ひとつのゲームが100GB超えてくるものもあり、ダウンロード版ではなくディスク版であってもゲームデータは本体SSDへ移行して遊ぶものとなるのでいくら容量がある気がしていてもあっという間に足りなくなります。

容量増設というのは今後必須になって来ると思っていますが、そこもまたハードルが高いと思います。
これからPS5用として続々てえらいお値段で発売されるSSDが出てきますが、そちらを選択するのもアリだと思います。

思いますが、バルク品と呼ばれるヒートシンクがない2TBでもPS5本体が買えるようなお値段になります。
昨今の半導体不足から値段が上がっていくのは目に見えてますし困ったもんですね。

今回M.2 SSD導入にはヒートシンクと合わせても25,000円は掛かっていません(ポイントあったので実際は2万掛かっていない)

費用効果で考えてはいけないのでしょうけどそこは微妙ではありますが、容量問題はこの方法でしか解決できないのでこれはこれでOKなのかと。

一番の問題はPS5ガチタイトルがないこと…かな。