ロードバイクをいじくってみよう 10速化への道⑨ 追加 フロントディレーラー FD5700-F-L の取り付け

ロードバイクをいじくってみよう 10速化への道⑨ 追加 フロントディレーラー FD5700-F-L の取り付け

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結局フロントディレーラーを取り付けることに。

 

 

 

 

製品情報

 アウター1枚でいいや…と、思ってたのでフロントディレーラー(FD)を使うつもりはなかったのですが、とある事情で取り付けることに。

 

 

ロードバイクをいじくってみよう チェーンが脱落してしまうのを解決するまでの長い道のり①(未解決) – FlickStep.Net

そう…
チェーンが落ちてしまうのです(´・ω・`)

色々試していたのですが、どうにも解決できず最後の手段として、FDを取り付けることにしました。
しかしこれで絶対防げる訳ではないので、不安はまだあります。

 

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今回選択したのはFD5700-F-L
FDは、バンド式と、直付け式 の2種類があります。

ぼくのフレームは直付け式のマウントは用意されていないので、バンド式を選択するべき…

なんですけど、余分なパーツを使うことになって重くなりますが、直付け式のFDに、バンドのみを用意して取り付けます。

今回用意したのはSM-AD15(34.9㎜)1,220円

 

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この右側にFDが取り付けられます。
サードパーティー製のバンドですと、取り付け穴が上下長穴になっていて、高さ調整が可能になります。
まあ、バンドの高さを変えればいいんですけど。

 

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さて、作業に入る前にチェーンを外してしまいます。
ついでに洗車もしてしまいましょう。

チェーンも洗いたかったのですが、チェーンオイルを買ってなかったのでまた今度(´・ω・`)

 

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シフト用アウターケーブルも取り付けることになるので、バーテープを外すことに…
粘着テープの糊が残ってしまいますね。

ブレーキを内側、シフトを外側でケーブルを這わせます。

 

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シフトケーブルをレバー下部から入れます。

 

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レバーをインナー側へ入れておけば、この位置へケーブルが出ます。

 

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FDワイヤー用のアウターストッパーを通して、BB下までワイヤーを通します。

 

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FDとアウターリングの隙間を1㎜〜3㎜で調整。
マニュアルによれば、アウターリング上の真上にFD外側のプレートが来る様にセットする。と、ある。

そのまま取り付けると、インナー側へ寄った状態となってしまうけど、そういうものなのか??
(ここが一番苦労してしまった)

 

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今までなにもなかったのでスッキリしてましたが、けっこうごっついですよね、FDって(;´Д`)

 

 

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上から見るとこんな感じ。
バンドとFDの取り付け感がよくわかるかと(ピンぼけですが

 

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取り付け終わると、こんな感じ…
なのですが…

 

ちょっと苦戦しました(´・ω・`)

まず、ワイヤーを取り付けずにインナー側の調整をする。
チェーン位置を、フロントをインナー、リアを最ロー側へとする。 

 

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FD内側プレートが、チェーン内側と0.5㎜から1㎜で調整する。 
画像のシートポスト側のネジを調整。
締めると、外側に動きます
※アウター側ネジを締める方向に回すと、内側に動きます。ということで、締める方向はリアでも同じで、インナーでもアウターでも近づく方向に動きます(これ覚えておくと便利

 

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ここでワイヤーを取り付けて、アウター側へ変速させるんですが…
上がらない(꒪⌓꒪ )

アウターに上がらないので、FDのアウター調整側をめいいっぱい調整してみたが、変わらず…

困った(꒪⌓꒪ )

 

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さきほど調整したネジを元の位置に戻します。

これはもう何か違う。って、ことでアウターアジャストボルトをいじくります。
FDのアウター側への移動量が少ないということは、ワイヤーの張りが甘いのでは??という判断から、アウターアジャストボルトでワイヤーを張ってしまいます。

本当はトリム調整でいじる場所ですが背に腹は代えられません。
(と言うか、FD取り付け時にインナー寄りになっているのが問題なのか)

アウタージャストボルトをある程度調整後、レバーAを操作してアウター側へ無事変速できました。

 

スクリーンショット 2013 10 14 15 01 00

FDのアウター側調整は、ほとんどインナー側への調整シロしか残っていないと判断して、アウターアジャストボルトで、フロントトップ側の調整をしてしまいます。
(チェーンガイド外プレートとチェーンに隙間調整)
※フロントトップ(アウター)、リアトップで調整すること(チェーンが外側へ一番振られる位置なので)

これで、フロントインナーからアウターへの変速と、FDチェーンガイド外プレートの接触に問題はないと思います。

ただし、これはフロントアウター、リアトップの位置の場合に限ります。

で、次にトリム調整。
確認作業とも言う。

フロントトップ、リアロー側ですと、FDチェーンガイド内プレートが接触すると思います。
いいえ、接触するはずです。

レバーBを少し操作すると、クリック感があり、FDがアウターからインナー側へ少し移動しているはずです。

自転車を上から見ると、フロントアウターを中心に、リアロー側が左に、リアトップ側が右側へ振られています。
この移動量が、FDのプレート内(外/内)に納まらないために、トリム調整で幅を持たせているんだと思います。

ということで、

FD操作は、アウター/インナーだけの操作だけではなく、微妙な操作も必要になるということです。

フロントアウターで、リアロー側の時はトリム操作でFDは、インナー側へ少し寄っている。
このままリアをトップ側へ変速していくと、FDチェーンガイド外プレートに接触し始めます。
トリム操作でインナー側に寄っているので、今度はレバーAでアウター側へ移動すれば良いのです。

ぼくは調整で、FDがアウター一番外側にいるときは、リアスプロケ真ん中あたりまで接触しないイメージで合わせました。
実際接触するのは、ロー側3枚だけだと思います。

元々予定していなかったフロントディレーラー取り付けですが、やんごとなき理由により結局取り付けました。

今のところ不便なく利用してます。

そもそもフロント側を操作することなく、アウター1枚で問題ないので(;´Д`)

 

そして、やんごとなき理由であったチェーン落ちですが、実はFD取り付け前には落ちてなかったりして…
無意識にクランク回すのを抑えていたのだろうか、と思いましたが、走り始めに落ちることにあったので関係ないですね(;´Д`)
このチェーン落ちもいまのところ起きてません。
FDが問題でチェーンが落ちるときは、アウターからインナーへの変速時に限りますが、その辺りの対策は別途取ろうかと思います。

チェーンが暴れる様な状況の時、FDのプレートに当たっていた音がしてました。
それでもチェーンは落ちたりしなかったので、まったく無意味な作業でもなかったのかなと。

こちらの現象はしばらく様子を見て、完全解決としたいです(ΦωΦ)

さて、これで10速化への道完全に完了です。
長々とありがとございましたm(_ _)m

 

次は何をしようかなぁ♪