もっと早く購入するんだった…
大きな箱の割にはずいぶん軽かったです。
Parktoolのメンテナンススタンドは以前からこちらのPCS-9を使用していました。
手軽に使用するには重量も嵩みなかなか引っ張り出すことがありませんでした。
下駄箱と言う名の半畳くらいの倉庫があるのでそちらに置いてあるんですが、一度しまいこんでしまうと取り出すのが億劫でした。
メンテナンススタンドなので重さがあるのは安定するので良いのですが、設置し難いのです…
スタンドの足を開いて固定するのがとても作業し難く…
PCS-9はクランプ式なのでどこでも掴んで持ち上げておける。というのは便利です。とても。
しかしBB周りやトルクが必要な作業をするにはどうしても頼りないことが多かったです。
また、これはぼくのフレームによるのですが、リアブレーキのケーブルラインがアウターセットだというのも買い換えの理由のひとつです。
トップチューブにブレーキラインがアウターにセットされているので。クランプするとリアブレーキが引けないのです。
それほどメンテナンススタンドに自転車載せてブレーキを引くことが少ないのですが、リアブレーキをメンテナンスするのにいちいちスタンドから下ろさないといけないのはやはりめんどくさい。
なにごともめんどくさいというはやらない理由になってしまうのです。
箱から出しました。
フロアポンプと比較するのにきちんと並べておけばよかった…
かなり軽くこれで作業できるのかと思ってしまいました。
固定バンドも付属していました。
特になくても開いてしまったりするほど不安定ではありません。
もともと持ち運びを想定しているスタンドということもあってこういうところにも気をつかわれてますね。
スタンドの足は譜面台のような3本足になってます。
畳んだときと、設置したときに固定できるようになってます。
軽いというほどではないですが、展開は楽にできます。
実際に自転車を乗せるレールを展開します。
ここのレバーを起こせば固定が解除されるのでレールを上げることができますが、ここの軸部分は変心されていて簡単に倒れたりしないようになっているので、しっかりレバー部分を緩めて展開しないとレールを上げられませんでした。
レール展開しました。
レール固定部分ですが、フロントフォーク部でもリアマウント部分でもどちらでも固定が可能です。
なんならスルーアクスルも可能です。
スルーアクスルを固定する場合は、いま固定されている軸を外してアクスルそのものを固定する形となります。
こんな感じで開くことができます。
ぼくはリムブレーキホイールしかありませんので、ここはしっかり固定して使います。
自転車乗せる準備が整いました。
乗せました。
フロントフォークアクスル部分には『二次的な車輪保持具』なる爪というか突起部があるので作業し難い…
これは日本独自の安全基準でしょうけど。
BBは乗せるだけの構造となります。
他社のメンテナンススタンドではここもベルトを利用して固定したりしてますね。
目測誤りました…
固定位置が前過ぎているので、タイヤがレールに当たってしまいます。
それにしてもチェーンが汚いのでここでいきなりチェーンを外したい衝動にかかれました。
ここをゆるめてレール上位置を変更します。
BB周りのサイズによっては幅を狭めたりします。
チェーンが汚い…
タイヤが当たらなくなりました。
RIDLEY HELIUM 2015ですと、ブレーキアラインはトップチューブのアウターにセットされます。(ブレーキの引きが悪くなるのを嫌ってアウター式を選択してます)
クランプ式のメンテナンススタンドですと、ここを掴んでしまうのでブレーキが引けないとかになってしまうのです。
シートチューブとか掴めばいいけどそれはそれで作業性が悪い。
と、ここまで書いてなんですけどコラムまわりの作業を考えるとクランプ式の方が作業しやすいということを昨晩気がついた。
フロントフォークをフレームから抜いて作業するとどこで固定すんの?みたいなことことになりました(フロントは固定したまま)
腰があまりよくないこともあって座っての作業とか苦手だったりします。
出来れば立ったまま作業したい。ということでここまでしっかり上げて作業できるのはとてもよいです。
作業が終われば簡単にたためて置いておけるのはやはりとても良い。
小さな倉庫がある部屋なのでそちらに仕舞えばいいのですが、あまり邪魔にならず作業する予定があるならとそのまま置いておいたりしてます。
…次にまたでかいものが来るので結局しまいますけど(もう来たけど)