ステムは以前から交換したいと思っていたのですが、これというのがなく伸ばし伸ばしにしてました。
こういうパッケージで。
なんか見たことあるパーツ概要の書き方だな…
ZIPPてSRAMの傘下でしたね。どうりで見たことあるわけで。
FizikのCYRANO R1 80㎜ 20°を使用してました。
フレームをRIDLEY HELIUMにしてからこちらを使ってました。
まずHELIUMのヘッドチューブが130㎜と高めな設定もありハンドルを下げたいのに落差がと取れないということもあって、-20°などというステムを使ってました。
角度は-17°でステムと水平近くなるのですが、-20°だと下向きになります。
アルミ製なこともあり、ひとまずサイズや角度は別としてカーボン製のステムにしたいなと思ってました。
遠近法の関係かサイズが。
CYRANO R1はアルミ製ということもあって、剛性がしっかりしてるからか手にくる衝撃がけっこうすごいのですよね…
同じ理由でハンドルもアルミからカーボン製のものに変更してました(去年
カーボン製のステムすればいくらか軽量化できるかなと思ったこともあります。
ZIPP SL SPLINT STEM 90㎜ 12°ですが、重くなってるでないか。
10㎜長いとはいえ、同じパーツとは思えないくらいサイズ感が異なる…
CYRANO R1ではステムの下にも5㎜スペーサーを使っていた。
ステム上にもスペーサーを入れておいたのは、コラム長を変更することもあるかと思い高さを変更できる余裕を持たせておいた。
-20°から-12°に変更するにあたってハンドルの高さが上がるので少しでも下げておきたくステム下スペーサーは外すことに。
そうすると上部のスペーサーの高さでは足りないのいでそのまま5㎜スペーサーも上部へ移動。
トテモカッコワルイ。
ハンドル回りを仮組みしてみた。
ステム変更によりマウント関係も変えないといけないのが不便…
なぜかサイクルコンピューターも変更されているけど気にしない。
iPhone用のマウントが突き出たコラムスペーサーに接触しそう…
長ければ短くしてしまえカーボンコラム。
切断しました。
プレッシャーアンカー取り付けてみました。
(切断面はヤスリで処理してます)
みましたが…プレッシャーアンカーがゆるゆるになっていた…
カーボンコラムの中にプレッシャーアンカーを入れて固定するのですが、それが緩んでいたということ…
急遽ヘッドパーツのメンテもすることにしました。
どのくらいやっていないかというと、たぶん組んでからはまともにメンテしてないような気がする。
うちにはセラミックグリスしかないのでこれを機会にグリスをいくつか手に入れておこうとMORGAN BLIUEのcampa grease(カンパ グリス)を準備しました。
まったく実店舗には置いてなかった…
名前がどうなんだろうか。という話もありますが、有名なグリスですね。
名前から某Campagnoloを想像しますが、その通りでカンパのグリスそれも現行よりも古いグリスの代わりになるというグリス。
ややこしい。実際は異なるんでしょうけど同じCampagnoloのグリスはすでに廃盤で手に入れることはできない。
標準的なグリスということでこちらをヘッドパーツを組むのに使います。
思ったよりも柔らかいグリスでした。
柔らかすぎてもすぐに流れてしまい油ぎれをされても意味がないのである程度しっかり固さがあるものをと思っていましたが、実際に使ってみてこれで充分かなとは思いました。
左がヘッド下ワンのベアリング
真ん中がヘッド上ワンのベアリング、右が上ワン玉おさえ
Upper bearing: 1 1/8”
Lower bearing: 1 1/4”
上ワン玉押さえをベアリングに乗せた状態
下ワン玉押さえはフォークへ取り付け済み。
ベアリングと玉押さえは軽く清掃して先のグリスをつける。
シールドベアリングだったこともあり、デグリーザーで流すとめんどくさいので回転が悪くないのであればそのまま使う。
画像がないのはグリスで手が汚れていたからです。
ヘッドパーツにグリスをつけますが、しっかり指で塗り込むようにして必要以上にベタベタにしないようにしました。
ゴミなどが入り込まないように多めにするのもありだと思うのですが、そこは組みながら調整をしましょう。
(厚めに塗った訳でないですが、組んだ時にグリスははみ出てきます)
仮組みで組んだのが上の画像ですが…
プレッシャーアンカーのフタの部分の厚みを考慮してなかった(汗
コラムキャップでフォークを持ち上げてガタを無くした位置に留めるまで締めるのがコラムキャップのネジ締めなのですが…
切る寸法が足りなかったかもしれない。
キャップを乗せてみましたが、ぴったりと収まりました。
今回使用するZIPP付属のキャップはヌスミ寸が入っているのでギリギリのコラムカットでもコラムを持ち上げられる寸法が逃がしてあります。
文章に書くとよくわかりませんが、今回のカット位置でも固定できるということがわかりました。
※ヌスミ寸で避けられるのはわかっていたのですが、キャップの真ん中の出っ張り部分(ボルト入るところ)でプレッシャーアンカーに接触するかと心配してた。
固定してみました。
グリスアップが効いたのか、ヘッドまわりがしっかりしているのにハンドルがスムーズに動きます。
これが正しい組み方か(汗
少し前にヘッドががたつくことがあったのですが、その時点でオーバーホールすればよかったです。反省。
少し時は戻りますが、今回のステムだとハンドルのセンター位置がぱっと見わかりません…
あとでメジャー取り出して測りましたがしっかりセンター出せてました。
しかしこれではケーブルが短いです…
もし落車したらケーブルに引っ張られることがあるので張り直ししたいです。
ZIPPのステムにenveのハンドルですか。
と、なるのですが。言われるまでもなくenveでずっと検討してはいたのですが、enveのステムて標準で6°でこれはちょっと選択肢外になる。
エアロステムはSL SPRINTと同じく12°なのですが、ちょっと使いにくい…
ということでこちらを選択。
さて、
これでタイヤとチューブ交換と同時にヘッドセットメンテナンスと同時にステム交換という作業を終えました。
一度に複数のパーツを組み替えるな。効果がわかりにくいのと原因が掴み難い(わらかなくなる)というのがあるのですが、時間がないのでやれる作業は同時にやってしまいました。
やっと走れる。