とうとうこういうものまで手をつけてしまった…
ぼくはどこへ向かっているのだろう…
刃は鋼であり、和包丁であるので片刃である。
扱えるのか。
有次はこのご時世でもインターネット通販はなく(電話注文は可能)であり、そもそも自サイトなどもないので商品情報もこれまた少ない。
そして、京都の実店舗以外は大阪梅田阪急で取り扱いがあるくらいで関東は実物を見ることができない。(築地 有次はのれん分け)
今回6寸18㎝を購入したけど、最初5.5寸16,5㎝のものをと思っておりましたが、阪急梅田店舗では在庫がありませんでした。
有次本店から取り寄せも可能ですが、片刃で長いものが扱えるかが心配なだけだったので、一度手に持たせて頂くことにしました(進められた)
大阪に来た年にあまりに切れない包丁に嫌気がさしGROBALの牛刀18㎝を使用しています。
薄刃包丁も牛刀も18㎝ですが、実際の刃は牛刀の方が長いです。
これには訳があって、薄刃包丁と柳刃包丁は柄からの刃長になります(出刃は実際の刃の長さ)
なので、今の牛刀よりも刃そのものは短い。
もった感じの違和感もなくこれでいいかな。と6寸18㎝を購入。
取り寄せを待ってられなかった。というのもある。
店頭在庫がある。と言ってもたまたま展示品しかなかったので「取り寄せますよ」て言われたけど。
早速キャベツやらトマトや大根のかつらむきとかしてみました。切れる切れるぞ。
話を戻してこちらの薄刃包丁はGLOBALのステンレスとは異なり鋼です。
鋼は錆びます。
上の画像は使ったその日の洗った後の状態です
なるほど、これが鋼か。
クレンザーで磨いてみました。
まだ少し残ってますが、こういう風に扱えばいいのかと理解しました。
ですので、今は野菜切り刻んだらクレンザーで全体(柄も)磨いてそのまま乾かします。
保管するのは乾かしたあと。ということを徹底しているので錆が出てくるようなことは今のところないです。
いまはかなり自炊しているので台所に立つことは多いですが、野菜を切るシーンはそれほどなく週末に集中してます。
手入れで扱いきれるかも心配でしたが、使用したあとにしっかりと磨けばよいので安心しました。
実際の使い心地はというと。
難しいです。厚みのあるものはまっすぐ切れません(汗
千切りとか厚みのないものは気になりませんが、じゃがいも半分とかにするときに刃がまっすぐ下にいけません。
片刃のため左側に曲がっていきます。
それが片刃ですね。
ということもあり、お店でも両刃の菜切り包丁を進められました。
がしかし、鎌型薄刃包丁がかっこいいのでそちらでと言ったら「それ大事です(笑」と。
無心になってキャベツの千切りが切れます。
購入当初は、牛刀の方が早いし細く切れてましたが、だいぶ慣れてきたのでそろそろキャベツ1個分くらい切り刻みたいです。
最初千切りが細く切れなくて?になったんですが、片刃だからですね…
切れ味ですか?キャベツの千切りとかしていると自分の指も刻まれていたりしても気がつかないくらいです。
よく切れます。