100㎞も走らないうちに異音が鳴り響くBB周り。
前回組み直ししてから80㎞くらい走った時点で鳴りだした。
当初思っていた鳴り方ではなく原因もなんとなくわかった。
そもそもぼくの作業が悪いというのが主因なので反省…
一度この異音が発生したらクランク抜いて組み直すのが一番正確で、組んだ状態で対処はできないということもなんとなくわかった。
TOKEN TF4630-TBT セラミックボールベアリングのものを使ってます。
スレッドタイプのBBで、左右ワンをネジで連結できるものはあまりないのですが、剛性面というか音鳴り防ぐためにと選びました。
音鳴りしてるけど。
BBのとある部品というか、アウタースペーサーとでも言うのか。
なぜか二組みもあるのは気にしない。
先ほどのスペーサーが無い状態がこちらで。
ベアリングの上に被さる形でスペーサーを使います。
こんな感じで被せるだけ。
スレッドタイプのBBの音鳴りというのは、フレームとBBがズレて発生するのがほとんどです。
JISBBのようにフレームにネジ切ってあってそこで固定するのとは違ってあくまで刺さっているだけになるので。
PF30はベアリングを直接フレームに圧入するBB30の弱点をある程度解消したものになりますが、やはり異音は少なからず発生しているようです。
そこで左右ワンを連結させるBBが出てきたのですが、しっかりネジで固定するタイプは評判がよくTOKENのBBを使うことにしてたのです。
ですので、フレームとBBの圧入部分で音鳴りがしてくるのはちょっとおかしいなと…
そしてここで音鳴りするときというのはクランクにトルク掛けているときに発生しやすいのです。
のですが、クランクを逆回ししていても異音が出る…
異音が発生しているのは間違いなく、それもだんだんと大きくなる。
ということは、クランクが緩んできてる??
緩むというのは確かに問題あるけど、それが音鳴りにつながるのかな??
と悩むもクランクを逆回転しても一定の間隔で異音が出る…
そこでこのアウタースペーサーの画像なのですが、これって黒い部分はゴムぽいものでできているのです。
それしてなぜか一定じゃない部分が見てとれる…
クランク1回転で異音が出るような感じなので、この一箇所が悪さしているのでは?と予想。
クランクがきちんとしたトルクで固定できているときは緩むことなく隙間もないので異音は出ないが、緩んでくるとこのスペーサーがズレて異音が発生しているのではないだろうか、と。
しかしはみ出ている部分はベアリングとも接触しない位置になると思うのですけど、クランクが緩んできてスペーサーが斜めになってしまっていたりするのか。
トルクレンチ追加しました。
クランクの固定は48-54 N·mとかの数値なのですが、8㎜六角レンチ単体でそこまでトルクを掛けられる訳もなく…
クランクなので回転してしまうので、ペダル側を押さえてトルクを掛けるのはちょっと難しい。
六角レンチの延長するものも用意したけど、ここはしっかりトルク管理もしたいので手配しました。
トルク管理をしっかりすれば(緩まなければ)異音問題は解決となる。と思っているのですが。
BB何個目だ…
BBひとつでここまで引っ張る自転車ブログもないだろうと思いますけど、続きは次回組み込んでみてから。