Token TF4630-TBTです。
ここに至るまで手間取りました。
※BB製品名間違えていたのでブログタイトルも修正
作業そのものはもう瞬殺です。
ペキペキと鳴るBB周りにびくびくしながら工具を回すだけです。
こちらは工具です。800円くらいなんですが、2つあります。(ふたつは不要です。
※使うのはTF4630-3
これです。
TFTと記されているのはセラミックベアリング仕様になります。
左右(Non-Drive/Drive)をネジで締め付けていきます。
BB形状そのものはネジ切られている訳ではなくスレッド状なので、BB両端がネジを締めていくことで固定されます。
113gですが、軽量ということもないです。本体は樹脂製ではないのでむしろ重量級になるのでしょうBBとしては。
薄いワッシャーはフレーム側に触れる部分にあたるものです。
こちらの黒いワッシャーはベアリング部に被せるものになります。
SRAM純正では本ワッシャー片側を片側を外すことでクランクを固定できていたのですが、今回はどうなることか。
被せるワッシャーは平坦なものではなくベアリングの軸側にのみ接触するようになっています。
ベアリングそのものに余計な負荷を掛けることなくワッシャーの用途をなすものです。
ちなみにTFTセラミックベアリングと通常ベアリングの違いは、本体に刻印とか特になく見た目がちょっと異なるだけです。
箱から出してまぜるとまったくわからない気がします(汗
見た目金色ぽいのがTFTセラミックベアリングです(たぶん
フレームへ入れてみました。
この位置ですでにBB両端のネジが掛かっています。
BB本体はまだフレーム内には入り混んでませんね。
先の工具をセットしました。
工具は1/2インチ(12.7㎜)差し込み口のラチェット等で使います。
…持ってなかったわ。
差し込み変換を用意して両側から回していきます。
フレームとBB接触面はグリスをつけておきましょう。
(最後のスペーサーはまだついてません)
試しにクランクをセットしてみました。
足が写っているのはスルーで。
しっかりトルクも掛けてクランクをセットしてみました。
気になってた取り付けのガタとか寸法ですが、しっかりとぴったりでした。
※画像はNon-Drive側
ガタもなくむしろ余裕がないように感じるけど、スルスルとBBが回ります。
実際に走行して感じることはないでしょうけどセラミックベアリングの効果がよくわかります。
実はセラミックベアリングよりも、この寸法がしっかり出ることを望んでのBB交換でしたので、狙ったとおりの結果が出て大変満足です。
満足です。が、
取り付けまでにすったもんだが数回ありまして。
作業そのものはまさに瞬殺。すぐ終わります。
トラブった経緯①
TokenのTF4630-3という工具がどこに売ってなく、苦肉の策でBBと抱き合わせにしてあったオークションを落札(なのでBBが2つある)
同寸法の工具はあるにはあるんですが、絶対使い難く下手したらBBを壊すことが想定され(壊す自信満々)、純正のこのタイプの工具をなんとか手に入れました。
さらに工具がBB841T-5というのも買ってみたのですが、こちらはいわゆるシマノクランク(24㎜)のBBに使う工具で、似ているのですが直径が小さいものになっていて使えません(笑
トラブった経緯②
1/2インチの差し込みに対応したラチェットを持っていなかった。
確認しろよという話です。
変換が販売されているので、それを用意すればいいんですが作業を始めたのは乗りたいと思った前日なので、Amazonさんに助けて頂きました。
(結局乗れたのはさらに次の日)
これも趣味のひとつだとは思いますが、以前のように集中して作業を続けるとかしていないので、どうもどっかが抜けて作業に入ろうとしてしまっています。
今回は作業準備の話ではありますが、作業中になにか大事なことを忘れてしまうとかないかと自分の事ながら心配になるので、もうちょっと真剣に作業したい(汗