ロードバイクをいじくってみよう Park Tool Home Mechanic Repair Stand PCS9 使ってみたよ

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早速使ってみた。
洗車だけど。

 

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デジカメ用意してないので画像は暗めなピントぼけ。

こうやって見ると大きさがわかりにくいですね。
高さは一番引く位置にしてます。

 

 

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マウント部に近づいてみた。
クランプ部分は水平状態になってますが、360°回転しますので無段階に位置を固定できます。

 

 

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左のハンドルは、無段階の回るクランプ部分を固定するもの。

「PCS-9」と標記がある下の部分は支柱の高さお呼び首振りを固定するもの。
作業の都度ヘキサゴンレンチで固定しないといけないですね…
※PCS-10は固定用ハンドルがあって工具なくても固定が可能

 

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3点支持になる脚部固定部は、ボールとスプリングを利用した固定方法となります(なんて説明すれば…)

ネジ等使って締め付けているものではないので、ただこの位置に留まっているだけ。というレベルの固定方法です。

 

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クランプ部分を回転させようと思ったんですが、回らない…
そんなにハンドルを固定してなかったんですが、なぜかがっちり固定。

この画像を見ていてもちょっと嫌な予感がして、無理矢理外しました。

 

 

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まさかの左曲がり!?←

仮組したときから曲がっていたのかは覚えていないのですが、これはがっちり曲がっている…

まあ、固定できないことはなく。
ちょっと気をつけたいのは、円錐部分が本体側と接していて固定することになるので、曲がった状態で組まれてしまうこと。
変な噛みこみ方をしている訳ではなかったので、

無理矢理まっすぐにして問題解決とした。

 

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早速のマウントしてみることに。

ほお、なんか自転車いじってる人っぽい風景だ。

 

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少し自転車側に傾いているような気がするが、気のせいではない。
傾いている。
自転車の重さで傾いているのかとも思うのですが、そもそも傾いているような気がする…

3点支持の脚部はしっかり固定されている訳ではなく、どうしても自転車側に倒れ込む構造なのでしょうがないと思うです。

今回の作業ではシートチューブを掴む状態で固定した。
PCS-9の支柱は一番低い位置でそのまま固定。
あまり高くしてもバランスが悪くてふらつくと思いできるだけ低い位置とした。

この高さでも普段より高い位置になるので作用捗る…

 

 

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シートチューブのこの位置にしましたが、作業性が良い訳ではないですね…
自転車の前後重心位置からもかなり後ろの位置を掴んでいるんであまりよくないですね。
作業性にはまったく問題なかったですが、固定をし難いと思います。

一番良いのはトップチューブを重心位置(クランクの少し前辺り)で掴んでしまうのが良いと思います。
仮設置時にクランプ部分へ自転車を乗せてから固定すれば良いだけなので作業もしやすいですし安全です。

でわ、なぜやらなかったかと言うと、トップチューブ下側リアブレーキラインが走っているのを嫌っただけです。

ただし、作業が終わってから冷静に見直すと無駄な気苦労だったことに気が付きました。

 

 

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ライン逃げが設けられてます。
まあ、最近のロードはそもそもインナーライン仕様になっているので余計な心配なんですけど。

 

 

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洗車するのにホイールも外してスッキリ。
もう細かいキズが多いので洗ったくらいじゃキレイになりませんね…
いつかコンパウンドで処理とかしないと。
たぶんしないと思うけど。

あと年末に処理したチェーンの汚れ具合を見ておきたかったこともあって簡単に清掃して再処理をしました。

 

 

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そこでこんなものを使ってみました。

 

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使ってみました。
なかなか微妙でしたw

innotech105のボトルは完全に密封することができません。
ハケを先端に取り付ける関係で、蓋に穴を開けることになるからです。

なにか別の入れ物とかないかなと以前から探していたのでこちらを購入したんですが、繰り返しますが微妙…

・まず、散布するオイルが見えない(思いっきりどばっとこぼした)
・先端のスポンジ部分にオイルが沁みたのがさっぱりわからない。

このスポンジは洗浄をかねているものなのでその辺は機能しているとは思います。
パッケージの説明では下に向けて使うとなってますが、それだとこぼれまくるかな(こぼした)

散布する粘度にもよると思いますが、innotech105標準のハケの方が使いやすいかもしれん。

使っていくかは考えますが、予備ボトルとして使うのはいいサイズかなと思ってます(通常の蓋も付属している)

 

ちょっと脱線しましたが、この「Park Tool Home Mechanic Repair Stand PCS9」を使ってみた感想はと言うと。

大は小を兼ねる。

ということで、今までの中途半端なスタンドは廃棄で。
細かいところで気になることはありますが、使い方を確定してしまえばそれほど不便じゃありません。
上位モデルのPCS10との違いも使ってみてよくわかりました。

どちらがいいの?と聞かれればご予算でとお答えしたいですが、PCS9を使ってみて違いがよくわかったので今度記事にしてみたいと思います(希望的観測)

 

 

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あと、これも実際に触ってみてできるかどうかを気にしていたのですが、できました。
簡易的にスタンドとして使う方法になります。

 

 

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フロントタイヤは設置してますが、簡易的に支えられている状態になります。
重心位置的に後ろになってしまうので、自転車が浮くことはないのですが、フロントタイヤが設置していることによって普通に自立してます。
この状態で作業するのは危ないかと思いますが、とりあえず置くだけというのであれば充分だと思います。

ぼくとしては、これで次にやってみたいことができることがわかったので、とてもよかったです。 

 

最後に。
簡易的なメンテナンススタンドで作業し難いと悩んでいる方がいらっしゃいましたら、お買い求め頂くのが正解です。
作業性というのは道具で改善できることでありますが、作業性が悪いのは道具が悪いからとも言えます。

作業するレベルによると思いますが、洗車だけであってもとても作業しやすいです。
ロードをいじる時はリア回り特にチェーン回りを中心にいじることが多くなると思います。
高さを稼ぐことで自分の楽な姿勢で自分の目線に近いところで作業ができるというのは何者にも代えがたいことだと思います。

高価なフレームをむやみに倒して傷つけるよりも多少高価なスタンド使用した方が精神衛生上も良いと思います。

本格的なメンテナンススタンドとして、BB部を乗せて扱うものがあります。
簡易的な今回のPCS9と比べると固定がしっかりするので安定した整備が可能になるかと思います。
ですが、欠点としてフロントタイヤもしくはリアタイヤを外してアクスル部を固定する必要があるので、お手軽かと言われるとクランプ式のスタンドの方が上かと思います。

作業スペースが確保されており、自転車を仮に立てておけるような環境があるのであればこちらの方がより作業がしやすいもとなります。
特にBB回りやクランク部を触るときはこちらの方が良いと思います。

いまいじりたい部分がそれほどないのに必要以上に本格的なものを購入してしまいました。
それでも今までの簡易スタンドでイライラしていたことを考えれば、作業中になんにも不安なく作業できたことを考えればお安い買い物だったと思います。

本気で作業するならスツールが欲しくなりますけど(沼か

定価(日本値段)のお値段で購入するのであれば躊躇してしまいますし、買わない…
今回購入したお値段であればそれほど負担にはならなかったので、良い買い物だったと思います。

作業し難いからと手をつけてなかった部分もこれではじめられるかと思います。

 

ロードバイクをいじくってみよう Park Tool Home Mechanic Repair Stand PCS9 買ってみたよ