ぼくにもこれは「ない」と思っていた時期がありました iriver AK240 言い訳編

NO IMAGE

Thumb

なぜか手元に。

※購入したのは9月でした 

 

9月に記事は書いていたのですが、アップせずそのまま放置してました…

 

新しいDAPを買いたい。というのは少し前から検討してました。
AK240は選択肢になんて入ってませんでしたが。

 

 

FiiO X3 2nd generation ① を買ってきた

FiiO X3 2nd Generationを販売開始と同時に購入したのが、今年の5月。

コンパクトなサイズで使いやすくて重宝していて気に入っていたのですが、ここのところ調子が悪いのかなんなのか音がおかしい。

耳エージングなのか本体のエージングが進んだのか、ボーカルの上の当たりの音がすこっとレベルが落ちている。

ただしこれはボリュームのレベルの問題でもあったのか、多少上げればかなり改善されることは早々に気がついた。

良い音が聞きたければボリュームを上げろ。
お金を掛ける前にだ。

という格言があるんではないか。と思うことはあるけど、そんなボリュームでは聞いていられない。

自分の耳、さらにイヤホン、さらに音源そのものに原因があるのではないかと、色々試してみたが、やはりこの症状は手持ちのX3 2ndでのみ起きている。
 

 

Thumb

外カバーを外してみた。

音が気になってしまえば解決する方法は買い換えしか見当たらない。

じゃあ、なにに買い換えればいいのか?
それが問題だ。

もともとX3 2ndを購入検討したときもそうでしたが、バランス接続があるというのをメインに考えてみた(x3 2ndはバランス非対応)

バランス接続(BTL)が可能なDAPとして

・Lotoo PAW5000
・AK 100Ⅱ/120Ⅱ/(240)

意外にあるようでないのがバランス対応。
Fiioは残念なことにバランス対応はやらない。と宣言してしまっているので、ポタアンも含めて存在したことがない。
※記事書いた時点ではFiiO X7や、ほかの機種も出てなかったので検討には入らない 

バランス対応を無視したらということで
・Fiio X5 2nd
・Shanling M3

今週この辺りを聞きまくった。
最後の最後に中野まで出向いてShanling M3も聞いててデフォルト画面にびびったけど、冷静に判断して止めた。

途中気を紛らわせるためにイヤホンとかヘッドホンとか聞いて、これ買っちゃえばいいんじゃね?とか思ったりもしたけど、なんとか持ち直して、週末を迎えた。

結局最後はiriver AK120ⅡとAK240の一騎打ち。

AK120Ⅱであれば、新品が買い取りキャンペーンを利用してお安く買える。
AK240は中古週末セールでこちらも安く買える。

AK120Ⅱの方が高いことになるのと、中古の球数がないということあって値段に魅力がない。

 

Thumb

無駄に豪華な箱を開けた。

 

今回はバランス接続で聞くDAPということに絞って機種を選定することにした。
シングルアウトでの利用であれば、AK100Ⅱ/AK120Ⅱどちらでも良い。というのは視聴していて思った(1964ears V6 Stageにて)

シングルアウトでもAK240やつは別だ。

別だった。 

実は今までAK240には一切近寄らないで過ごしてきた。
AK240が発売してからすでに1年半が過ぎてもうすぐ2年になる。

音物にお金を掛けるようになった当時でも、あれは「ない」値段的に。
であったこともあって、絶対視聴したりしなかった。

しかし時が経てば、お値段が安くなってきて無理をすれば届くところまできた(中古なら)
今年はさらにAK240の上位機種AK380が発売されたこともあるだろう。

 

 

Thumb

本体下に付属品。

 

あくまでバランス接続での視聴でどちらにするかを決める。ということで、同一曲(宇多田ヒカル First Love)が入っていたので、連続で聞き比べた(お店が空いているときに)
※某ハイレゾ音源ということで諸説あるが、比較試聴するので気にしない 

開発元や、著名人のレビューを見ると「AK120ⅡはJAZZ/POP向け」「AK240はクラシック向け」とされることがあったんですが、個人的には反対に聞こえた。

ある意味正しいみたいだけど、
・AK120Ⅱの方がおとなしめで派手さはなく、上下(高低)ともに揃えられた音(これをフラットというのか)
・AK240の方が、音が艶っぽい。音が多い。(特に低音の音)※低音のレベルが大きいではない

試した音源がクラシックやライブ音源ではないので、音場についてはあまり違いを感じなかった。

ここまでくると正直好みでしかない。

 

Thumb

本体を取り出した。

 

当初AK240は選択肢にはまったく入れずAK120Ⅱを主に視聴していた(比較AK100Ⅱ)
少しAK120Ⅱに引っかかるところがあって、ふとAK240を視聴してみたら、なんとなく理解した。

フラットよりな、よく言えばモニターライクなAK120Ⅱの音が、いまぼくが聞きたい音とは違うということに気がついた。

とは言え、それほどに大きな差がある訳ではなく、ほんの少しの好みの差でしかないと思う。
それをこの値段差で納得できるのか。そこに掛かってくるのかと思う。

 

 

Thumb

特徴的なボリューム回り。

この時点でどちらを買うかしかなく、購入を止める。という選択肢はなかった。

AK240とAK120Ⅱの違いと言えば、DSDネイティブ再生と、内蔵メモリ容量だけなのかと思う。

液晶も同サイズ、DACも同一で2機搭載。

DSD再生については、そんな音源は持っていないので、この際気にしない。
容量もMicroSDカードスロットがひとつあるので、拡張性からすればそれほど差はない。

 

 

 

Thumb

イヤホン端子(向かって右が3.5㎜3極アンバランス、左が2.5㎜4極バランス)

AK240とAK120Ⅱに機能的な差は個人的にはない。
と、判断できるんだけど、どうにも音の差だけがひっかかる。

もう出てくる音だけ。

 

Thumb

AK240にケースをつけた。

 

色々と悩んだが、AK240を手に入れた。
ほんとの好みで言えば、AK120Ⅱなのかもしれない。

ここのところ少し聞きたい音が変わってきたのか、ということもあって冒険にはちょっと金額が張るけど、AK240にした。

この選択にはかなり満足していて、かなり頻繁に音楽聞いてます。
ゆっくりしたいからとSTARBUCKSに入ってのんびり音楽聞く時間に充てたり。

少しバランス出力での音で気になるところがあったりしますが、それはまた調べてみたりします。

ふと冷静に金額のことを考えると気が遠くなる(笑