わたしは沼にはまっている。
それはもうずぶずぶと。
【レビュー】安いハイレゾプレーヤーの音を上位モデル並に!? 小型ディスクリートアンプを楽しむ – AV Watch
つい先日AV Watchでこんな記事が出た。
内容としてはおもしろいと思う。
小型ディスクリートアンプの評判もよいので着眼点ももちろん良いし、気になる内容なので早速読んだ。
ただ、最後の方に気になるコメントが。
「低価格なアンプの追加で音をグレードアップしてみる」
?いや、低価格なDAPに組み合わせるアンプの話じゃないのかな。
AlgoRhythm Picollo(Cypher Labs)|ミックスウェーブ[Mixwave] フルディスクリート・ポータブルアンプ
うーん。
一緒に紹介しているALO INTERNATIONAL+も同価格帯ですが、けして低価格帯ではないのでないだろうか。
ちょっと話外れて。
今さらですが、Astell&Kern AK100を購入してしまいました。
ぼくのDAPはこちらAK100
昨年8月に購入して、Westone UM Pro 30を1964EARSでリモールドしたもので使ってます。
かれこれ半年になるのですね。
このイヤホンにAK100を組み合わせていますが、ご多分に漏れず低音側が弱い。全体的にも線が細い。
それはわかっていて使ってますが、もうちょっとなにかできないかなと。
AK100はMODが存在しているので出口のインピーダンスを下げる改造もあって、それも良いのかなと思ったりしてます。
この高いインピーダンスを下げる対策を施したのがAK100MKⅡではありますが、実は個人的にあまりしっくりきてませんでした。
iriver AK100 疑似バランス出力と変換プラグ作成
ちょっと不満があるAK100ですが、こちらの疑似バランス化を施してからは多少しっくりしてきました。
その間にバランス出力のアンプを作ったりしてより改善を目指していましたが、ぼくの加工技術ではちょっと満足できるものが作れず、いつの間に制作したアンプも消えたw
THE Glove A1|GloveAudio |株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器 総合代理店
疑似バランス用ケーブルで可もなく不可もなしで使ってましたが、先日断線してしまって修理もせずまたアンバランスの世界に戻ってきました。
ただ、これはちょっと聞いててなんか気持ち悪くてやっぱりバランス化したいなと思ってTHE Glove A1を購入しようかなと検討してました。
件の理由により販売一時中止となってつい先日販売再開になったので、視聴してこようと秋葉原に行ったんですが…
気が付いたら違うアンプ買って帰ってきたんです(長い
Cypher Labs AlgoRhytm Piccolo
ぼくとしては高い…
Glove A1とほぼ同じで、これもつい先日円安から値上げされてしまってけっこうなお値段になってしまった。
同じような箱があるのはですね、mini-miniケーブルも一緒に購入したのです。
パッケージ大げさにでかすぎる。
色々なmini-miniケーブルがありますが、アンプを視聴するときに同メーカーから出ているこちらで視聴したので、そのまま購入。
これも安くない(ぼくの中では
このケースはかっこいいけど、コレに入れては持ち運びしないなぁ。
付属品として、充電用USB-MicroUSB変換、mini-miniケーブル(付いてたのか!?)、DAPとの固定用にシリコンバンド。
ワッペンとか、海の向こうは好きですよね。ステッカーも。
バランス出力のアンプを購入しに行ったのに、なぜかアンバランス…
裏面(というか、下)は、MicroUSB(充電用)のみ。
※表側に端子群が揃っているのは重要だと思う。
AK100と比べると少し大きい。
AK120よりは少し小さいくらいの絶妙なサイズかと。
文字はこちらの向きが正しいのか…
mini-miniケーブルを接続してみました。
AK100をケースに入れてシリコンバンドで固定してみました(ケースはAK120用)
これが常用スタイルですね。
重い。
イヤホンケーブルはestron Baxを2.5㎜4極化したものを使っているので、変換を入れないと使えません。
せっかく4極化したのに、通常版のestron Baxがほしくなる。
で、なぜGlove A1を買わずにAlgoRhytm Piccoloを購入したかと言うと、音が気に入ったから。
それしかない。
AlgoRhytm Piccoloの評判てtwitterでもよく見られていたんで、あえて触れないようにしていて、最後の最後にA1を買おうとお店に行って視聴してからあえて聞いてみた。
ぐぐぐ。
と、なってしまってまたA1を聞いてみたけど、自分が聞きたかった音はこちらではないかと悩んでしまった。
そんなときは、ご飯でも食べて落ち着いて考えようと牛スジチャーハンなんて食べてのんびりしました。
お腹いっぱいになったところでまたお店に戻り、A1を視聴。
※後ろで待ってたひとがいて申し訳なかったです。
やはり聞いた感覚が大事。って、ことでAlgoRhytm Piccolo購入。
早速聞いてますが、やはり最初はちょっと音が変…
AK100なのか、AlgoRhytm Piccoloが原因なのか、電源入れたばかりだと音が安定しない。
エージング云々は、どちらかと言えば耳エージングなので、左右されるのはバーンインなのか…
それも耳次第なので、だんだんと心地よくなっていくことには変わりなく。
不思議なもんですが。
あまり極端な低音よりな音は好みではなく、おとなしめなWestone UM Pro 30をリモールドして使っていても、この辺は変わりません。
大きく変わってきたのは、ケーブルをestron Baxにしてからでしょうか。
こちらのケーブルにしたのは4極化が主でしたけど、恩恵として低音が増えました。
ぼわついた音ではないのでよかったですが、今まで低音無視できてた環境からは逸脱しているのでちょっと面食らったことを覚えてます。
それでも一般的なところからすれば、低音不足な音であったと思います。
しばらく聞いていて、アタック感のある低音はあまり嫌みに感じなかったようです。
ベースに弦を弾く音などが、しっかり聞こえるのは心地よいなと。
とはいえ、女性ボーカルの音楽を聞くぼくとしてはやはり声の方が重要になります。
AlgoRhytm Piccoloはこの辺もよかった。
Westoneはどちらかというと、ボーカルが奥に入ってしまう傾向が強い気がしています(UM Pro 30も)
AlgoRhytm Piccoloは、かなりボーカルが張り出してきます。
艶良く気持ち良いボーカルが聞こえるので、ここがポイントだったような気がします。
イヤホン環境なので、音場と言われると、「狭い」としか言えないのですが、その分濃密に感じられます。
ここまで書いてきて、ちょっと思ったのはAK100(ノーマル)での組み合わせだからちょうどよいのではないだろうか。と。
AK100はとても低音がない。ないです。
この出ていない低音がしっかりかっちり聞こえるのはアンプのおかげなので、他のDAPで組み合わせたらどうなるのだろう。と思った。
購入して使ってみてからあらためて良かったと思ったのは、アナログボリューム。
ぼくはかなりボリュームをしぼって使うことも多くて調整が細かくできる方が助かるのです。
Glove A1は、ステップボリュームで、さらに最低位置でもかなり音量が取れてしまいます。
音に関してはまったく不満はありません。
好みのものを探してきたのですから…
不満と言えば、二段重ねになったことでしょうか。
AK100のコンパクトさがまったくなくなることによって持ち運びが悩ましいです。
重さもさることながら、かさばるのも。
かばんに入れて使うとなると、イヤホンケーブルがちょっと短い…
どっぷりオーディオ沼にはまっていますが、昔からです。
あえて避けてきた道です。
さて、次はどうしようかな。