タ○パか…
昨年からだったか、もっと以前からだったCustomIEMの保存方法で除湿/除菌の必要性があるとか話題になってました。
CustomIEMに使われているBAドライバーは元々補聴器用のものであるのでかなり小さいものです。
その小さなドライバーを耳の中に長時間利用することにより様々な不具合が出ることがあります。
主に湿度と雑菌によるものでしょうか。
基本的に終日つけて使うものであり、また構造上ほぼ一方向にしか開口されていない、それも耳の中側のみですので雑菌の繁殖等色々と問題が起こるかもしれないのは想像しやすいかと思います。
夏の湿気と汗からIEMを守れ!耳型採取&クイックエイドキャンペーン|補聴器・カスタムIEM みなと補聴器 阪急春日野道
そんな話をはじめて見たのは神戸のみなと補聴器さんのブログでした。
こちらは補聴器の専門家でもありますが、CustomIEM制作のプロでもあります。
【イヤホンケア】クイックエイドからイヤモニにも使える高性能な補聴器用乾燥器!!|イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog
こちらで紹介している機器はeイヤさんでも購入可能だったり。
電池式で、さらに除湿用乾燥剤も永遠に使える訳ではないので定期的に購入して交換する必要がある。
ということで、ランニングコストが掛かってしまうのがちょっと気になる。
TR-IE3┃NOBUNAGA Labs [WiseTech]
除湿だけに関してであればもう少し手軽にできないかなと思ってたらそんな商品が発売されたのが今回のお話。
NOBUNAGA Labsはケーブルもかなりお買い得なものを販売したりとおもしろい商品を用意してくれますね。
タ○パと表現したけどねじ込み式の蓋なのでちょっと違いますね…
除湿剤ですが、サイズといい固形燃料を想像して頂けるとちょうどよいかと。
使用するときはフィルムを外してから使います。
フィルムを外して入れてみました。
1964EARS RemoldなWestone UM Pro 30を入れてみました。
ケーブルがあると嵩張りますね…
複数入れたいひとはケーブルを外して入れることになるでしょう。
あまりケーブルを抜き差ししたくないのでこのまま使います。
ウェットティッシュでしっかり拭いてから一晩入れておきました。
普段ウェットティッシュで拭くだけとは違ってペタペタした感じが残ってませんでした。
一晩では効果ないかなと思ってましたが少なくても除湿の効果は出ているようです。
それでもシェル内部の除湿までは早々取れないとは思います。
ある程度長い時間入れておくべきなのでしょうけど、普段通勤でも使っているのでどうしても一晩だけの運用となってしまいます。
そうすると強制除湿+除菌をしてくれる先ほどの機器の方が効果が高いなぁと思ったりする。
BAドライバーそのものの話もしましたが、樹脂でありUVで硬化する材料であるので、こちらも湿度などにも影響するかと思います。
CustomIEMはけして安いものではなく、かなりいいお値段します。
ユニバーサルモデルとは違い一品ものでもあるので故障などはできるだけ避けておきたいと思うおは皆さん一緒だと思います。
長く使うことになると思いますので、予防ということも含めてひとつ用意しておくもの良いと思います。