ロードバイクをいじくってみよう KCNC ポンプヘッド(フロアポンプ用)KCNC 046990 (仕様変更)

ロードバイクをいじくってみよう KCNC ポンプヘッド(フロアポンプ用)KCNC 046990 (仕様変更)

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いつの間にか仕様変更をされていたようで…

 

この形状を見ればあればロードバイクをいじっている人から見ればぴーんとくる形状ですね。

ロード用自転車空気入れの先っぽだけの商品となります。
某有名な商品とうり二つではあります。
※2月末までサイトメンテ中。 

 

スクリーンショット

今回購入したのは、フロアポンプ用(左側)
(左:フロアポンプ用と、右:コンプレッサー用で口金サイズが違います)

ロードを購入して早数年。
実はロード用(仏式)ポンプを持ってませんでした。

 

家には英式/米式のポンプはあったので、米式→仏式変換を使って空気を入れていた訳です。
まあ、あまりにも圧を高められないし空気入らないし(漏れる

先日素晴らしいメンテナンススタンドを購入したんだからとこの辺もあらためようとポンプから物色。

ロードをメンテするひとには有名なポンプもありますが、ここのところの円安でお値段が上がっているのとほしいタイプが軒並み売り切れ(スーパーが付かない方)なので、安いので済ませることにしました。

ちょうど楽天のポイントで買えました。

 

 

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最初に書きましたが、いつの間にか仕様変更になり上の画像のようになりました。
なんかちゃっちくなった… 

レバー部の材質変更(アルミではなくなっている?)と、本体側(円柱部分)の上部が以前は小さい穴のみだったのが、一番最初の画像にあるような形状に変更されている。

この仕様変更についての情報はいろいろ漁ってみたけど見つからず。
いつ変更になったのかもわからず…

個人的に勘違いしていたのですが、こちらが古いタイプで、現状がレバー部含めてアルマイト加工されたものだと思ってました。

ちょっと取り扱っているお店に尋ねてみました。
「先日入荷したものを写真に撮ったのでお送りします。現在はこちらの商品をお買い求め頂けます(意訳)」 
と、わざわざ写真つきで返信を頂きました。
祝日だったのにえらい早い返信して頂けて恐縮です。

 

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これはぼくが撮影したものですが、同じ状態のもの写真を送って頂きました。

ぼくの勘違いだったのですが、現在はこちらのタイプに仕様変更されているのですね…
※代理店のページもこのタイプになってました。

 

スクリーンショット

本家KCNCのページも同じものが写ってました。
ただし、レバー部がアルマイト加工されたものは2014年版のカタログの画像なんですよね…
ということで、ほんとつい最近仕様変更されたのではないでしょうか。

 

 

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こんな標記になってます。
日本代理店であるRITEWAYも記載されてますね。

 

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赤い部分を回すことでバルブ本体を締め付ける加減を調整します。
ネジ状になっているので、締め込んでいくとより、バルブを強く掴むことになります。
レバーを倒したときに強すぎず弱すぎずになるように調整しなさいということですね。

 

 

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フロアポンプ用とコンプレッサー用で違うのはこちらのホースに差し込むところのサイズと形状。
フロアポンプ用は赤いナットでホースを被せるように固定します。

代理店では、
・フロアポンプ用は内径約6.5㎜
・コンプレッサー用は内径約8㎜
と、していますが、内径6.5㎜のホースですといまいち経が大きく固定が出来ないようです。
また、外径も重要でとくに規定されてませんが、あまりに太いと赤ナットが固定できません。
※某有名なポンプは経が太すぎて無理とのこと(コンプレッサー用は問題ない)

 

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ナットはこのように外せます。

もし狩りにホースにナットが入らなくても外して別の方法で固定してしまえばいいので問題ありません。

 

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なんとなく、バルブ差し込み側のナットも外してみました。
なんか違和感があって…

 

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切り粉が入ってました。
厚みのあるものではなかったので使ううちにボロボロになった落ちてたとは思います。
ですが、ゴムパッキンもあるのでダメージは免れなかったかもしれません。
使う前でよかった。

 

 

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今回購入したフロアポンプ(Panasonic BFP-04AGA-W)
かなりお安いモデルですのです。

 

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空気圧も測れるようになってます。
かなり軽くて華奢ですが、使ってみてもまったく問題ありませんでした。
いかに以前が問題ある使い方であったかを理解しましたけど。

 

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ありきたりの形状です。
こちらのポンプヘッドを今回購入したKCNCのものに変更することになります。

それにしてもこのままでいいのではないだろうか。というくらい簡単に空気を入れることができました。
いままでここまで簡単に圧を掛けられなかったと思う。

 

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意外にコンパクトになります。

 

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ホースを切らないで使えるかと思いましたが無理でした。
ホースの内部にもパーツを入れて、ホースの上からオーリングを被せてポンプヘッドとの密着を高めているんですね。

潔く切りました。

 

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差し込みました。
まだナットは締め込んでいません。

 

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ホースはネジ部に掛かるくらいまで入れました。
このホースは特に膨張を防ぐためになにか加工がされているとかではなく、単なるゴムなのでかなり柔らかく伸びます。
膨張するってことでもあります(この辺がお安い)

 

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ナットを締め込みました。
簡単なチェックでは空気漏れはありませんでしたが、高圧を掛けたときにどうなるかは実際に試してみないとわかりませんね。

 

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早速使ってみました。
ロックナット(赤)の締め込み具合がいまいちわからなかったのですが、思った以上に緩めでもしっかり入った。

最初だけなんか空気が漏れる感じだったのですがしばらく試していたら問題なくなった。
なのですが、もうちょっと固定をしっかりしてみようかな…

8barも入れば充分なのでいまのことろ問題ないかな。

 

 

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フロアポンプ全体で見るとこんな感じ。

 

 

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実際に使ってみると便利なのがよくわかります。
元々のポンプヘッドですと、空気を入れ終わってロックを解除しても外せません。
噛み混んでしまっているんですね…
ホイールのせまい場所でヘッドを外すので作業し難いのです。

ですが、このKCNCのポンプヘッドを使うとレバーを開放すると同時に外れるので苦も無く作業が完了します。
むしろ勢いよい外れるのでびっくりしました。

ロードバイクは空気がしっかりいれてなんぼ。ということもありますので、空気入れる作業が楽になるのは素直にとてもうれしいです。

お値段はフロアポンプそのものよりも2倍もすることもあり購入し難いとは思いますが、補修部品も揃っていることもあって一生使えますので、それほど高い買い物にはならないと思います。 

ロックナットの固定はもう少し様子を見る必要がありますけど、良い買い物でした♪

また道具熱が…