久しぶり(ほんとに)の更新は、有馬温泉に行ってきたよ。って、お話です。
転勤する。
というのはどこかで書いた気もしてたんですが、『転勤する』しか書いておらず、どこに行くのかもまったく書いてませんでした。
昨年末に10年ほど住んだ千葉から離れ、大阪へ引っ越してきました。
業務的にはちょっと毛色が異なる、「構築」業務ではなく、「検証」業務。
それもまたちょっと広範囲というかなんというか…
なれない業務、なれない環境なこともあり、体調をすこぶる壊しました。
3か月以上更新してませんでしたが、ひとまず生きてます。
そんな話は置いておいて、ちょっとリフレッシュしようということで有馬温泉まで来ました。
予約できたのは1か月前ということで、実際に泊まりに来るまでが長かった…
もうこれだけのために仕事がんばってた。
ぼくは大阪の東三国住みなので、どうやって行こうかなと調べてたら、梅田からバス直行というのが一番楽で早いことがわかった。
片道1,370円、約1時間。
電車でももちろん行けますが、乗り換えが多いこともありバスが楽でした。
けども、今度行くときは途中ぶらぶらするのに利用してみようかと思ってます。
寒かった。
宿泊したのは4月1日で、そろそろ春かなと思っていたんですが、まじ寒かった。
標高高いですよね、有馬温泉。
チェックイン時間まではまだまだあるので、少し早いですがお昼を。
オムソバですが、これも関西ではじめて食べたものですね。(20年前も大阪で仕事してたので知ってた)
せっかくなので、すぐ近くにあったお肉屋さんのコロッケ。
メンチカツもおいしそうだったんですが、さすがに食べられなかった。
まだまだ時間があるので、散策を。
いま、この画像を見て気がつきましたが、お寺と神社が一緒の参道なのか。
こんなところもにもモンベルが…
ちょっと寄りたかったんですが、なにかそれも違うなと思って止めました。
それにしても坂が多いですね…
体重増加が止まらない体ではどうにもしんどい。
源泉がある神社なのか、変色がすごいですね。
有馬温泉の源泉は温度も高いのかモクモクと水蒸気出てます。
神社からの風景ですが、ほんと山に囲まれているんですね…
しかしぶらぶらするのも限界に達して、お茶することに。
まだお腹空いてないけど有馬ロールとか言うのが気になったので…
とてもおいしかったんですが、予想以上に小さくて笑った。
かわいいけど(ひとくち…)
チェックイン時間にはまだ早かったんですが、時間を持てあましてきたので、ホテルで待たせてもらおうかなと…
ここはホテルに入ったところですが、入る前ですでに名前を聞かれた。
なんか場違い感満載。
有馬温泉に限らずお一人様プランはあまりないですよね。
一切設定がないホテルもありますし。
今回、有馬温泉 中の坊 瑞苑で宿泊することにしたのですが、けっこうなお値段する。
食事も夜朝ついているのでそんなもんかもしれませんが、ぼくとしては敷居が高い。
ロビー着いた途端、名前で呼ばれてソファーで待つようにと…
お茶菓子出てきた。
お茶は抹茶も選べるのですが、煎茶で。
お茶に和菓子美味しい…
チェックインはロビーのソファーで。
なんですが、すでに名前等々は記載されたものを印刷して持ってきてもらい、サインするだけ。
部屋まで、中居さんが荷物を持ってくれるとか驚いた。
そもそも、案内されるとは思ってなかったので挙動不審になってしまった。
1名用プランの部屋は、6畳+αという部屋で、ちょっと狭いです。と、案内にありましたが充分です。
部屋からの風景。
到着した時はかなり肌寒かったんですが、日が出てきたらずいぶんと過ごしやすくなりました。
部屋に着いてから、夜の食事についてあれこれ聞かれましたが、そんなに選択肢あるのかとここでも驚いた。
食事は18時からでお願いして。
お願いした。というのはですね、部屋食なんです。今回。
特に部屋食でのんびり食べられるというのを条件に探した訳じゃなかったんですが、図らずも部屋食デビューです。
ちょっと、のんびりしてから早速温泉へ…
食事までの時間までに2回ほどのんびりと湯船に浸かりました。
まじで体温まる。
不勉強だったんですが、有馬温泉は2種類の源泉が楽しめるようで(後から知った)
こちらのホテルでは、大浴場では金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)だけとなるんですが、貸し切り家族風呂(有料/無料)では銀泉(二酸化炭素泉(炭酸泉)、放射能泉(ラドン泉))も楽しめるとのこと。
おひとり様だったので、無料とはいえ家族風呂を占有するのは気が引けたので今回は金泉だけ浸かることに。
変色してたのは金泉が源泉の場所だったんだ。
金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)もはじめてだったのですが、これはよかった。
宿泊中何回も入ることに。
さて、体がぽかぽかなところでちょうど時間になりお腹も空いてきました。
ナイス時間設定と自分を褒めました。
お部屋に案内してくれた中居さんではなく、別の仲居さんがよろしくお願いしますと来られました。
こちらも正座でよろしくお願いしますと今思い出してもおかしな感じだった。
テーブルクロスを敷いて頂き、早速始まります。
なんだこれは。
和食の正しき作法なんてわからんですが、先付と旬菜ですか(メニューに書いてあった。)
ぜんぶうまいぞ。
食前酒は日本酒に、生ビールを追加で注文してのんびりと食べ始めましたが、素人ですので、食べるペースがわからんです。
ひとりなんですから、そりゃペースが早いよね。
お造りですね。
そうそう。先日読んだ土井善晴先生の本の中で、お料理で「造る」という漢字を当てるのは、お刺身だけだそうです。
桜鯛、初鰹、烏賊と3種類ですがどれもすごいな。と、先付でびっくりしていたのですが、ここでもおいしくてお酒が進む。
お醤油だけでなく、抹茶+塩、ポン酢、刺身醤油、ごま油の4種類からも楽しめます。
煮物椀。
お吸い物なんて普段の生活では食べることがないのですが、これもおいしかった。
いまメニュー見たんですが、ひとつ読めない漢字が書いてある…
さて、メインのお肉料理です。
メイン料理はアワビとお肉で選べたのですが、なんとなくお肉に…
高級なコースではないので、神戸牛とかではありません。
しかし鮑の肝鍋だったみたいなので、今度は食べてみたい。
一番左にあるわさびの和え物が美味しくて。
仲居さんは、一品一品お料理を説明してくれる中でもおすすめしてくれてました。
おかわりしたかったです。
箸休めの金柑と、温鉢。
ここでちょっとほっとひといき。
焼物?
焼物とは?
焼いてないじゃないかと内心ツッコミたいところでしたが、その辺は仲居さんも察知したのか料理法で教えてくれました。
…どっかの漫画で読んだ。と、思った。
しかし焼き物が来ると思っていたので面食らったのは事実です。
その驚きからか、余計に美味しかった。
中居さんが言ってたからってだけではなくスープも飲み干したさ。
実は、先の焼き物の時点であろうことか、お腹がいっぱいになってきていてなんと情けない。
というかですね、つい先日別の食事でも同じ感想だったんですが、和食てご飯が最後に出てくるんですね。
と仲居さんがご飯をよそってくれるんですが、
「いっぱいありますからお代わりして下さいねー」
まじか…
お茶碗2膳食べましたがまだまだある…
さすがにきつくなってしまったので、涙を流しながら残してしまった。
残してしまってごめんなさいしたぼくに襲いかかるデザート。
甘味は別腹というが、まじ苦しいぞ。(お酒お代わりするのも諦めた)
と、思って食べたんですが、なにこれ全部またおいしい。
ご飯を残した以外全てキレイに完食。
素直に全部美味しかったですと感想を述べて、またゆっくりと。
また温泉へと思ったんですが、まだ苦しいのでもう少しゆっくりと思っていたら、お布団敷きに来てくれた。
まさに上げ膳据え膳。
そんなで有馬温泉の夜更けは過ぎていく…
寝るまでに何回か温泉に浸かって、ちょっとラウンジで飲もうかなと思っていたんですが、そんな時間も取れず温泉三昧でした。
夜更かしもせず、ふかふかのお布団で寝てしまうことに。
なんだこの豪華な朝食は…
昨晩早く寝たのは、いつも仕事行く時間と変わらずな起床時間の設定となってしまったためなのと、先に温泉入っておきたい。というのがあって。
それにしてもこの朝食はすごいですね。
夕食終わったあとに、仲居さんからこれでもかとまた選択肢の嵐で質問攻めに合い、その結果がこの朝食です。
またおひつご飯いっぱいでしたが、安心してくださいお腹空いてます。
全部キレイに食べ尽くしてやったぜ。
と、そんな感じで朝食を終えあとはチェックアウト。なんですけど、12時チェックアウトなのでゆっくりできます。
そこまでゆっくりする気はまったくなく、10時台のバスで戻れればいいかなと思っていたので、また温泉へ。
朝食が早いというのであれば、昼食に変更というのも出来るらしく(この場合は別場所での食事)
もう少しゆっくりとしても良いのですが、次の日はお仕事ということもあって、早めに退散を。
昨日と違ってとても良い天気。
気温も一気に上がっていて、服装に困るくらいでした。
10時ごろにはホテルを後にして少し散策というか目的のものを買いに。
有馬温泉て佃煮と実山椒が有名なのを知りませんでした。
今回の一番の反省点ですが、なにも下調べしておらず散策はぐだぐだでした。
チェックイン時間が比較的早め(14時設定)であったので、のんびり温泉三昧のつもりであったこともあって、ほんと下調べしてなかったのです。
それでもほんとゆっくりと温泉を満喫できたのでとても満足です。
ホテルは、13才未満は宿泊お断りなどと敷居が高いこともあり、建屋内で騒がしさ(色んな意味で)はまったくなく、快適でした。
ひとり用の客室ということで、不便なところに部屋があるのかと思っていたのですが、エレベータおよび階段近くということもあって、むしろ快適でした。
温泉があるフロアのひとつ上の階だったこともあって、ほんと快適でした。
エレベータを使って移動する必要がなかったので。
あれがあればこれがとかもあるのでしょうけど、特に不満もなく。
あ。温泉あとの牛乳が買えないのは不便です。そのくらいですね。
バス停留所からはすぐ近くですし、有馬温泉駅からも遠くはありません。
これに懲りず、また有馬温泉には来る予定なので(予約済み)、今度は散策込みで色々遊びにきたいと思います。
ひとりでね!
追伸
久しぶりに釜でご飯炊いて佃煮食べたんですが、あっという間になくなったよ。