MINI COOPER S R53 前期用 リモートキーがぼろぼろなのです…
※注意※
同作業を実施してエンジンが掛からなくなることもあり得ますので、自己責任で判断して作業に当たって下さい。
中古での購入ですので致し方ないのですが、予備キーもなくてこのキーひとつしかありません。
今の時代は当たり前なのかと思いますが、物理キーだけではエンジンが掛かりません…
イモビライザー内蔵なので、正しいキーの組み合わせでしかエンジンが掛からないのです。
まあ、防犯対策ですね(これだけではまったく万全ではないですが)
ボロボロのMINIマークはオープン用ボタンで、穴が空いてしまっている部分がロック用ボタンです。
ロックできません。
無理矢理に中のボタンを押して使ってますが、絶対に基盤が壊れます…
ひとつしかないキーが壊れてしまうのはちょっと困る。
ということで、このキーをなんとかしようとすることにしました。
用意しました。
純正キーと同メーカー制作となりますので、そっくりです(表側は)
ブランクキーは、カットできる鍵屋産で複製が可能です(どこで出来るのか知りたい)
中身もだいたい同じ形状をしています。
CR2032が乗っているのが基盤です。
基盤側ではないケース側に一番大事にパーツが乗っています。
間違って捨てたりしないで下さい。
基盤は固定されている訳ではないので簡単に外れます。
このとき電池を間違って外さない方が得策です。
めんどくさくなります(リモートキーが動作しなくなります)
ロックピンではめ殺し手いるので、無理くりにキーを外す為にピンを掘り起こして抜き取ります。
本工程で一番めんどくさい作業になります。
一番大事な…
ピンぼけてますが。これが一番大事。
無くすとエンジン掛からなくなります。
※イモビライザーのチップです。
基板載せ替えて、キーそのものは再利用して、ピンを打ち込みます。
ピンが奥まで打ち込めないので、ピンの上面を削るなどしてもよいかと思います。
チップを取り付けたカバーをセットして組み付けます(合わせるだけ)
わざわざ部品が別れていますが、MINIマークを黒い部品に貼り付けます(両面テープになってます)
こんな感じで。
MINIエンブレムを本体側へ取り付けて完成。
最後にちょっとした作業アドバイスですけど。
このMINIエンブレムを本体に取り付けるときですが、特にロック機構もないのでちょっとしたことでぽろっと外れてしまいます。
少しでよいので、素材を選ばない接着剤で取り付けるのが良いと思います。
本体がゴム系素材になるので、接着剤を選んでしまいます…
R50系(R53含む)の前期型まではこのリモートキーですが、後期型は形状が変わります。
ですので、Amazonなどでも前期型と同じような形でケースのみなどの販売はありません。
また、前期リモートキーはCR2032を使う電池式ですが、後期型は充電式となるので、分解はそもそも不要です。
これが理由なのか、後期型は分解すると使えなくなるという話もちらほら聞こえます(イモビチップの問題じゃないのだろうか?
元々Valeo社が制作していたキーなので、汎用のリモートキーも存在しています。
今回はその汎用版とMINI版を2つ購入したのに同じのが届いたw
さて、車を乗る上で何に一番触れるのかと言うと、やはりキーそのものではないでしょうか。
冒頭の画像と比べてみれば一目瞭然で、俄然愛着がわいてきますよね。