効果があるのかないのかいまいち掴めてなかったのですが。
★PlayStaiton Plus加入を前提にしてます★
用意したのはMicron Cruicial MX500 1TBです。
自作PCから離れてもう10年近く経つので、まったくこの辺の知識がありません。
まずHDDからSSDに換装するのに、どのSSDにすればいいんだ…
というところからはじまりまして。
PlayStation4Proは、SATA3.0 6.0Gb/s(実行転送速度600MB/s)に対応しているので、こちらの規格に合うものを選択する必要があります。
だいたいPlayStaiton4対応などと記載されてます。
ちなみに、現行PlayStaiton4(薄型含む)は転送速度SATAⅡ3.0Gb/s(実行転送速度300MB/s)なのでインターフェースの規格で差があります。
さらにCPUや実装メモリも異なるのでPS4Proの方が全体の能力は高い(さらに4K HDR対応)
※PS4 Proに搭載されているHDDはSATAⅡ3.0Gb/sのもの(そもそもHDDはそこまで転送速度は上がらない?)
560 MB/s Read 510 MB/s Writeと実行転送速度600MB/sに対してこのくらい出ますよと。
規格云々いいましたが、一番重要なのは2.5-inch 7mm厚というところでしょう。
搭載されているHDDは2.5-inch 9㎜厚ですが、9㎜より厚くなければ問題ないです。
※2㎜厚の差は後述
USBメモリは1つないし、2つ用意する必要があります。(1つでいけるかもしれませんが、試してません)
PlayStaiton4のシステムを再インストールするのにPlayStation®4システムソフトウェア アップデートから『アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード』をダウンロードしてくる必要があります。
ここで注意ですが、『アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード』が必要です。「(通常アップデート用)」は異なりますので使えません。ファイル名も同じものになるので違いがわかりにくいですので注意して下さい。
フォルダー構成にも注意が必要です。
違うところに保存しても再インストールができないだけではありますが、USBメモリの一番上の階層にPS4フォルダを作り、その中にUPDATEフォルダを作ってその中にダウンロードしたシステムアップデートファイルを保存します。
あとハードウェアで用意する必要があるのはコントローラ接続用のUSBケーブルです。
SSDにて再起動したときは初期化された状態となるのでBluetoothでの接続はできません(初期化後に接続されます)
※通常販売しているUSBメモリはフォーマットをわざわざ変更しなくても問題ないと思いますが、Windows標準のNTFSですとPlayStation4は読み込めません。Macも同様です。旧フォーマット形態であるFAT32やMac標準のexFATで使うようにしましょう。(ここがわからない場合は触らないほうが無難です。
ここでセーブデータを扱うメニューになります。
PlayStation Plus加入が必須なメニューはマークがついてます。
PlayStaiton4システムを再インストールは先ほどのダウンロードで準備完了です。
ゲーム本体のデータはディスクから、もしくはダウンロードから再インストールとなるのでよいのですが、セーブデータは個人個人で扱いが違うと思いますのでご注意下さいまし。
★PlayStaiton Plus加入を前提にしてます★
ぼくはPlayStaiton Plusに加入していますので、セーブデータはオンラインストレージに自動アップロード設定にしています。
この設定をしていないひとは、個別にセーブデータを扱わないとなりません。
上の画像にあるUSBストレージにセーブデータを移動できます。
このあとHDDからSSDに換装するので、ここでセーブデータをコピーしておかないと元に戻れません。
試していませんが、移行元になるHDD側のデータがSSDから戻して使えるのかと言われると微妙な気がします。
※再度使うときに初期化される気がしてます(未確認
セーブデータですが、先ほどのシステムを入れたUSBメモリとは別のものにしておくと安心です。
色々と準備はできたので、早速HDDからSSDへ換装を…と、いきたいところですが、PlayStation4をまず「PS4から電源を切る」で電源落としましょう。
PlayStation4Proをラックから取り出しました。
天地そのままですと作業ができません…
(目的のHDDは、LANポートの右側にいます)
内部を触る前に静電気を抜くのに、水道の蛇口でも触っておきましょう。
ひっくり返しました。
作業するときは傷や落下防止になにかを敷いた方がいいです…
爪だけで固定されているカバーを外します。
こういうの苦手なひとは割るかもしれません。
カバー外しました。
ネジが見えている奥にHDDが見えます。
プラスドライバー+1番です。
以降全て1番で作業できます。
引き出します。
SATAコネクターが奥で接続しているだけなので、まっすぐ引き抜きます。
抜き出しました。
HDDをひっくり返しました。
元に戻すときや、これから換装するSSDのためにも向きが大切なので画像に取っておくとわかりやすいと思います。
もちろん向きが異なれば元に戻せません。
マウントに固定しているネジx4本をは外します。
制震ワッシャーは固定されている訳ではないので、なくなさないように注意しましょう。
HDDをマウントから取り外しました。
SSDを用意します。
…裏面が上になって入っているのか…
並べてみました。
黒い枠は、HDDとSSDの厚さ差分を埋めるためのパーツになります。
HDD9.5㎜厚 SSD7㎜厚
両面テープがついているのでそのまま表面上面に貼り付けます。
このスペーサーをつけなくてもマウントには取りつけられます。
特になにも考えずに貼り付けてました…
※SSDによってはこのスペーサーが付属していないモデルもあります
SSDの向きに注意してマウントに搭載します。
戻しました。
最初に外したカバーも戻しました。
作業そのものは簡単です。写真撮っている方が長い。
ラックに戻して、システムを入れてUSBメモリを入れます。
画像にないですが、コントローラーもUSB有線接続して、電源を入れます。
しばらくすると画面が出て色々出てきますが、指示に従って待ちます。
システム的には幾度か再起動が入るようで、ぱっと見なにも進んでいないような感じが出ますけど辛抱強く待ちましょう。
間違っても電源抜くとかしないように。
PlayStation4のシステムが起動すると、移行する準備をと出ますが、移行する訳ではなく、初期設定からはじめることになるので、スルーしましょう。
ユーザーログインして初期設定を。と思うのですが、ほぼ設定は有効になっていて、起動時の自動ログインが外れていたくらいだと思います。
(ユーザー設定もオンラインバックアップされているんだろうか?)
ここからまた長いのですが、ダウンロード版をダウンロードして待ちましょう。
基本的にアップデートされている最新版が落ちてきます。
まず、そもそも動作が気になっていたゲームであるモンスターハンターワールドアイスボーン。
…えらい速い…
ゲーム起動そのものが速いのもですが、クエストロード時間がほんとうに速く今までのようにトイレ行って帰ってきてもまだクエスト始められないということないです。
※ゲーム起動:オープニング画面からキャラクター選択して拠点に飛ぶまでが速い。
アイスボーンになってからすごく待つなぁと思っていたのがかなり改善されています。
むしろ、アイスボーン前より速い。
元々通常版のPSとPS4Proは動作速度の違いから体感速度も異なるのは経験済みでしたが、それ以上に効果が高いです。
ついでに、ロード時間がむちゃ長いで有名(だと思っている)Division2も久しぶりにログインしてみました。
速い…
Division2はゲーム開始時ダウンロードもしてくることもあり本体側だけではないボトルネックがあるのですが、それにしても速い。
ゲーム開始までが遅いだけで、ほかは気にしてなかったのですが、ふと拠点間移動をしたのですが、これがすごく速かった。
たまにそのまま移動した方が速いんじゃないの?とか思うことが多々あったんですが、あまり待つという感覚もなく移動された。
と、2万円も掛からない費用でこの効果かと感激したんですが。
ちょっと待てよ?
もしかして、初期化の方が効果大きいのでは?と、思わなくもない。
モンハンもですが、特にDivision2はアップデートが8GBとかざらで、HDDの圧迫というかぐちゃぐちゃにされていただけでHDDの読み込みがどんどん遅くなっていたんじゃないだろうか。
PS4Proも購入してから1年近くなりますが、アップデートも繰り返しているし。
SSD化の記事を読むとロード時間の短縮がさほど見られない。
いいところ2割減。
人間の体感では、2割てギリギリ察せられるレベルだと思うのですが、今回作業して計測こそしてませんが、ロード時間は単純に半分とかそれ以上になっているように感じます。
長いロード時間が必要な部分よりも元々短時間であったものがより顕著に短くなっているような気がしてます。
HDDはデータ容量を使えば使うほど、遅くなる傾向が強いです。
その点SSDは、データ書き込み領域による速度差は出ない。
効果が高いのはロードが頻繁にあり、またロード時間も長いゲームより顕著に効果があるのかと思います。
SSD化に効果が間違いなくあるのは体感できましたが、長いこと遊んでいるひとで動作が遅いなと思うひとはまず初期化も試すのもよいかと思いました。
今回この作業をはじめるときにどちらかのだれかさんが効果がないと嘆いていたのはここら辺も関わっているんじゃないかなと。
SSDのお値段はほんとうに安くなってきているのでお試しにやってみるのは費用効果も高いと思います。
おまけですが。
+1番サイズの精密ドライバーはもちろんよく販売しているセットに含まれていると思いますが、とても使い難いと思います。
画像にあるドライバーもちろん+1番ですが少し持ち手は小さめですがしっかり力が入るものになります。
画像にある、丸+1が番手で、x75長さになります。
ドライバーは基本+1/+2を持っていると便利です。
(+0とか+00もある)
さてモンハン進めよーっと♪