ロードバイクをいじくってみよう SPEEDPLAY ZERO CHROME-MOLY V.2 ① 買ってきた

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SPEEDPLAY ZERO CHROME-MOLY V.2

 

SPEEDPLAY / ジェイピースポーツグループ / スピードプレイ 日本オフィシャルサイト

世の中にビンディングの種類はいくつかありますが、SPEEDPLAY ZEROはちょっと趣が違う。

 

 

SPEEDPLAY / ジェイピースポーツグループ / スピードプレイ 日本オフィシャルサイト

SPEEDPLAYの基本シリーズZEROを選択しました。
より脱着をしやすいULTRA LIGHT ACTIONというシリーズもありますが、調整ができる標準モデルのZEROを購入。

シャフトの材質の違いで、クロモリ/ステンレス/チタンとありますが、これも予算的にクロモリで。

昨年末に円安から値上げされていたのですが、たまたま今回購入したのは値上げ前の在庫品だったのか、以前のお値段で購入できました。 
ほかの店舗でも同様の値付けがされていたものもあったので、もしかしたらまだけっこうあるのかもしれません。 

 

 

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ぺろぺろキャンディーとも呼ばれるペダル。

 

 

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ペダルレンチだけしか取り付けできないと思っていたのですが、8㎜アーレンキーでも可能でした。
先日工具を買い直しておいてよかった。
※ステンレス/チタンも同様かは未確認 

 

 

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ペダルに対してシューズ側に取り付けられるものがクリートと呼ばれます。
このSPEEDPLAYのクリートも各社のクリートと違ってかなり複雑な機構を持ってます。

簡単に言うと。
他社のビンディングは、ペダル側にロック/解除の機構があります。
その分クリート側は単純な形なものだけで、動いたりするものはありません。

SPEEDPLAYはまるまるその機構が反対で、クリート側に脱着の仕組みがあります。

 

 

PD-9000

SHIMANOのSPD-SLペダルですが、こちらの分解図にクリートの図面がありますが、SPEEDPLAYと比べてもっと単純になっているかと。

 

 

 

 

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クリートを分解しました。
左からシューズ側になります。

 

 

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SPEEDPLAYで肝になるのが、こちらのCリング。

丸いペダル側との脱着をこちらでコントロールすることになります。
はめるときは、Cリングが開き、外すときはねじりますので、ロック部分からずれて外れるという機構のようです。

このCリングですが、けっこうがっちり固定されてます。
さび止めのグリスがしっかりと散布されているので一度拭き取りドライ系ルブを使う方がゴミつまりを予防するためにもおすすめです。

 

 

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Cリングの出っ張り部分のところに★マークがあります。
★が見えているのが表側。シューズに取り付けるときにこの★マークが見えることが重要です。
※色々調べてみると、こちらを反対側にしてしまっていてシューズがロックできないというひとがちらほら。

イモネジが見えますが、”Heal In”と”Heal Out”とあります。
こちらので、ビンディングにシューズをロックしたときの踵の振れ角を調整することができます。 

他社のクリートは、クリートの種類でこの振れ角を選択する形ですが、SPEEDPLAYのクリートは内側/外側への調整が無段階で可能となります。 

内側/外側への調整が個別にできるのがポイント。

 

 

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スペーサーの裏面(シューズ側)は、このようになっていて、青色のパーツがシムになってます。
シューズによって、このシムを使い分けます。
ちなみに、スペーサー本体に取り付けてあるのが”5”で、右にあるのが”6”のシムになります。

早速シューズに取り付け、と思いますが、このSPEEDPLAYある問題が発生することが多いようですので、そちらをきちんと説明しながら記事にしたいと思います。

ぼくはなにも問題が起きませんでした。
せっかく購入したSPEEDPLAYが使えなくて泣いている人は参考にしてほしいです。 

長くなるので、次回に…