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リモールドするよ⑤ 〜インプレッション作成(耳型)〜1964EARS Remolding IEM Westone UM PRO 30

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インプレション(耳型)の画像はないのです。

 

東京の補聴器専門店。青山、大井町に認定補聴器技能者が在籍 | 補聴器専門店 東京ヒアリングケアセンター

IEMに制作にはインプレッション(耳型)が欠かせない。

では、どうやって作るの? 

上リンク先のように補聴器を扱っているところでインプレッションを作成することができます。

注意点としては、補聴器を扱っているからと言ってオーディオ用IEMのためのインプレッションの作成を受け付けてくれないところもあります。

また、補聴器とIEMでは必要となる部位が違うことから、IEM用インプレッションを制作できることも条件となってきます。

 

【やってみた】カスタムIEMつくってみた!~耳型採取編~|イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」のBlog

こちらでの紹介されてますが、耳道(カナル)部分だけではなく、全体的にインプレッションを取っているのがわかると思います。

 

Audiologist – 1964 EARS – Custom In-Ear Monitors

実はまだ注意事項はあります…
ここは1964EARSのサイトで確認してみましょう。 

A full impression is required of each ear.
it must include the full helix,crus of the helix,tragus and antitragus.
IMPORT NOTE :The impression must be taken completely past second bend of the ear canal. (Be sure to examine the ear canal for any obtrusions or inflammation)
We require an impression made of silicone material and we recommend high viscosity impression material. A foam canal dam is preferred. (We will not accept the Red pastel material. is too porous.)
The impression must be an OPEN MOUTH TYPE. Use a 1-2″ bite block during the impression process to reduce jaw movement. This will yield to a better seal in the final product.

簡単に…
・フルインプレッションで作成すること(カナルだけではなく)
 helix/tragusという言葉が出てますが、ググって見るとどの辺りのことかわかります。 
・”second bend of the ear canal”ここもかなり重要で、補聴器ではここまで気にされないようです。
日本語では”カナルの第2カーブ”と表現することが多いですが、もう少し奥までインプレッションを取らないとダメだよ。ってことです。
これでIEMは補聴器よりも耳の奥まであることがわかります。
・インプレッションの素材について。気泡が多いタイプ(赤いインプレッション)は、受け付けない。とされてます。
今のところインプレッションは先のサイトの緑タイプと青いタイプしか見たことがないので、作成を依頼する場合は問題ないかと思います。
・1〜2インチのバイトブロックを噛みながらインプレッションを作成する。
 これがインプレッション作成の上でずーっと議論されている内容ではないかと思います。

まず、バイトブロックを噛む。という行為は、口を開ける状態となります。

口を閉じた状態と、開けた状態でなにが違うのかといいますと。
耳の中の広さが変わります。

閉じているのを基準とすると、口を開けた状態は、耳の中が広くなります(ぜひ、ご自分で試して頂くと)

では、さらにこれらのことからIEMはどうなるかと言うと。
閉じた状態:IEM本体が小さくなる
開けた状態:IEM本体が大きくなる

単純にこの違いが発生します。

もう少し補足。
閉じた状態で作成のIEMを使用し、口を開けたときはIEMは緩くなる(密着度が減る、遮音性が落ちる)
開けた状態で作成のIEMを使用し、口を閉じると窮屈に感じる(密着度が上がる、もしくは痛みが出る)
と、このような法則が基本となると思います。

口を開けて作成するのは、歌手のため(口を開け閉めする)である。
というのがあります。
リスニング目的のときは口を閉じているので、インプレッションも閉じてで良いのでは?
と、思います。

口を閉じる。と言っても歯を食いしばっている訳ではないので、上下の歯はかみ合っていなく、アゴは多少の開口状態になっていると思います。

けど、大きいものを無理矢理耳の中に入れて痛みが出たら…
と心配になるかもしれません。

しかし小さくて密着していないIEMになんの意味があるのでしょうか。

 

メーカーもこんなことはわかった上で口を開けて作成しろと指定しています。
インプレッションからIEMのシェルを作成するにあたり、インプレッションをそのままの形状で作っていません。

YouTubeを見てもどうやらインプレッションは削り込んでいってます。実際の耳よりインプレッションは小さめに削りこまれることになります。

ここで、ある程度の余裕を持たせて出来上がるIEMに反映させているんだというのがわかります。
※削り混んだインプレッションは蝋でコーティングしてまた厚みを持たせてから型を作ります。

この辺の製作技術がメーカーによって違うのだと思います。

インプレッションという物体の性格上、大きいものは小さくできますが、小さいものを大きくすることはできないので、やはり口を開けて大きく作成されたインプレッションが必要になります。

IEM各メーカーはリフィットいうサービスを設けております。
完成したIEMの合う合わないをあらためて調整してくれるのですが、右耳側がキツイ。痛みがある。というのであればシェルのカナル部分を削りこんでいけば調整できると思います。

これが、緩い。となった場合はシェルの材料を盛って整形していくことになりますが、これはあまりうまくないやりかたです。
このような状態になったときはまずリフィットも失敗しています。
リフィットしたと思ったら今度はキツイということが発生すると思われるので。

2インチ(5㎝超)開けるのは辛いと思います。
1インチ(2.54㎝)とも言いませんが、多少口を開けてインプレッションを作成してもらうのが正解だと個人的には思います。
(出来上がったらぜひ確認したい)

 

 Biteblock

ちなみにバイトブロックはこういうものです。

真ん中の凹み間の長い方が1インチだと思います。

 

 

 

1964EARSの公式YouTubeですが、インプレッションも出てますのでご参考に…
IEMができるまでを紹介しているので、とても面白いです。
1964EARSのに限らずUltimateEarsとWestoneもありますので、ぜひぜひ。

話がずれまくりましたが、インプレッションそのものは時間も掛からず出来上がりました。
30分も時間は掛かってません。

今回お願いした店舗では予約をせずに行きましたが、
「空いててよかったですね」
と、言われたので予約は必須です。

インプレッションをしっかり取ってくれるところはまだ少なくかなりここがネックになっていて二の足を踏んでいるひともいると思います。
このブログ記事を書いていたら、こんな記事が

 

ビックカメラ、Westoneのカスタムイヤホン販売開始 – 店内で耳型採取も可能 | マイナビニュース

ビッグカメラでWestoneのIEMを取り扱うと発表。
インプレッションについても店内にあるビックコンタクトで作成できるとのこと。
※ただし対象店舗のみ

今のところインプレッションのみの作成も受け付けてくれるとの情報ですので、少しは敷居が下がったのかな。

ながながと書いてきましたが、インプレッションは作成するにはまず店舗。
これに尽きてしまいます。

それもIEM作成の経験があるお店。

インプレッション作成が失敗していたら、IEMは作成することができませんので、再作成となってしまいます。
ただでさえ時間が掛かるIEMですから、タイムロスは避けたいので、お店選びは大切です。

次にバイトブロックの話。
これはIEMメーカーの指示に従いましょう。
大きくするよりも小さく修正する方が難しくないはずです(元の耳型が情報があるので)

最後にインプレッションの画像がないのは、そういう契約条件になっている。というだけ。
なぜなのか?というのは聞きませんでしたけど。

長くなってきた本シリーズも佳境に。
やっと終わりが見えました…

次はIEMを作る上で難易度が高い最後の難題。
海外発送を紹介したいと思います。

 

 

 

リモールドするよ① 〜序章〜1964EARS Remolding IEM Westone UM PRO 30

 

 

リモールドするよ② 〜オーダー①〜1964EARS Remolding IEM Westone UM PRO 30

 

 

リモールドするよ③ 〜オーダー②〜1964EARS Remolding IEM Westone UM PRO 30

 

 

リモールドするよ④ 〜オーダー③〜1964EARS Remolding IEM Westone UM PRO 30

 

 

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執筆者:


  1. bia より:

    以前ここでEstronのケーブルのコメントをした者です。自分もum pro30のコネクターが壊れたのでリモールドしましたが開口で採るとヘリクス部分にリスクがあると言われ閉口で採りました。結果は遮音性はコンプライよりはかなり落ちるかなとかわりに痛みはまったくなかったので次(ES60)はどちらで採るかすごい悩みます。それこそメーカーによるんでしょうけど

    • takunosuke より:

      おはようございます!
      先日はありがとうございました。

      コネクタ壊れましたか…

      まさかリモールドまでされてるとは思いませんでした(汗

      遮音性がそこまで違いますか…
      開口と閉口での差がどれほどなのかわからないのですが、届いたらその辺を気にしてみます。

      それにしてもES60いいですねぇ
      ぼくは買えないのでまた1964EARSにお世話になると思いますw

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